マガジンのカバー画像

ネトゲ寄りメタバース

43
ネットゲーム寄りのメタバースに関連する話題です。
運営しているクリエイター

#つくってみた

ネカマの恐怖

「ネカマ」って言葉も近年は見かける機会が少なくなった気がします。「ネットオカマ」略して「ネカマ」なわけですが、男性同性愛者を「オカマ」という蔑称で呼ぶことの問題が広く浸透したおかげもあるのでしょうか。 ただ、先日22周年を迎えたMMORPG『FINAL FANTASY XI』(以下FF11)は、2002年の運営開始ということで古いネットの言葉が生きており、また、プレイヤー本人とは異なる性別のキャラクターを使うことへの理解がまだ低かったこともあって、ゲーム内のコミュニティや匿

ドット絵ですし(後編)

さて今回もドット絵おすしをにぎにぎしていきましょう。前回はおすしの代表格として『まぐろ』をチョイスしましたが、今回は自分が一番食べたいのをにぎります。 そう、おすしと言えば……『ソールスシ』です!? 「たまごじゃないんかーい」というベタなツッコミがそこかしこから聞こえてくる気がしますが、いやいや。ネットスラングにもなっている「ですしおすし」で有名なアレ、原点は『ソールスシ』ですから。 縁側で茶飲み話?「ですしおすし」は、ぼくもプレイしている(ようでサボっている)MMOR

「誰でも簡単にゲームを作れる」は幸福なことなのか? SNSとしてのマリオメーカー

8月に自由研究でミニマムSNSを作った際、その研究対象として久しぶりにマリオメーカーを触りました。以前……ずいぶん以前に「苦手チャレンジ」したあとにいくつかコースを作りはしたのですが、いまいちピンと来なくてそのままになっていました。 とはいえ今回は"SNS感"の手触りを確認したかっただけなので、その「いまいちピンと来ない」コースをなんのためらいもなく投稿! ちなみに『スーパーマリオメーカー2』は発売から4年以上経過していますがまだまだ数多くのコースが投稿されていて、今でも

ギャンブル必勝!?シミュレーターをつくるよ(メタバース経済考・番外編)

先日、メタバース経済考の記事でMMORPG『ドラゴンクエストX』(ドラクエ10)の経済が「ギャンブルっぽい」ということを書いたばかりなのですが、あれはあくまで「少額の積み重ねでお金を吐き出させようとしている」という構造を指摘するものでした。決して開発者が、プレイヤーに賭博でゲーム内通貨を運用させようとしているわけではなかったのです。 ところが、どうもドラクエ10のプレイヤーの一部にギャンブルで金策をする習慣があるようなのです。 ドラクエ10で行なわれているというギャンブル

宝箱をつくるよ① 三つの葛藤

宝箱のドット絵がほしくなりまして、さっそく描いてみました。経済の話をするとき「貯金」のイメージとして使いたいのと、ゲームっぽい画作りにも使えるかなというわけです。 茶箱が好きゲームに限らずアニメでも、記号として「宝箱は赤!」という同調圧力があるのですが、ぼくは茶色の宝箱が好きです。落ち着きます。 とはいえ、もし実際にゲームを作るとなったら「赤箱」にすると思います。屋内なら木の床、屋外(ダンジョン)だと土や岩の茶色の上に置いても溶け込んでしまうからです。 でも描いた! 好