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猫絵・猫写真

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いつか迷い猫の発見に役立つように、猫様を見かけたら記録するのです。あとドット絵も。
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記事一覧

鳥の声を聴けえええ(後編)

ピー、ピヨヨ、ピピ。キュイ、キュピ、ピピ。 キュィ……え、もういいって? ようやくバードコールの使い方がわかったからって調子乗るなって感じでしょうか。それはグウの音もピィの音も出ないご意見だと思いますヨピー。 ところで!(強引な話題の転換) 鳥の声といえば、近頃は動物言語学者で東京大学准教授の鈴木俊貴さんが、鳥たちが言葉を話していることを世界で初めて突き止めたことが話題です。 これまで動物の鳴き声は、あくまで感情を表出しているだけと思われ、意味を持つ言葉であるとは考

ペット可マンションリスト 2025年1月UPDATE ~マンション・団地で猫を飼おう計画

気が付けばもう3ヵ月ぶりになってしまいましたが、昨年10月に公開したペット可マンションリストを更新しました。今回は、関東地方の公団系団地と、東京都内の1960年代の築古マンションを追加してみました。大量に。 ※リンクは記事終盤にあります。 なぜか大量に現れたペット可物件前回が関東地方だったので今回は北海道の物件情報をまとめようかなと思っていたのですが、予定が狂ってしまいました。すでにリストアップしてある物件の販売価格の変動を追えたらおもしろいかな……と思い、試しに関東地方

猫の縄張りに住んでみよう!

みなさんは住む場所・家を選ぶとき、なにを優先しますか? 普通は、通勤・通学に便利とか、家賃・売値が安いとか、静かな地域であることや買い物に便利な場所という感じでしょう。あるいはお金持ちの方々なら、「ここに住んでいるとカッコイイ」と、都心のタワーマンションや伝統的な高級住宅地、ひたすら広い家に住むこともあるかもしれません。 いつもお金に余裕がないぼくは、もちろん前者です。 でも一昨年に買ったお安い団地は、ぼくには長く暮らせそうになく、早々に退去することにしました。そして新

誰得ドット絵『三蛇調教』

今年は巳年ということでヘビのドット絵を描くしかない! というわけで~「レッドスネーク、カモン! ピヒャラピヒョロ…♪」でおなじみの東京コミックショウ「三蛇調教」を描いていきます。 今回調べて知ったんです、「三蛇調教」という名前があったこと。東京コミックショウ、めちゃくちゃ好きなのに知りませんでした。 あっと。「おなじみ」といってもぼくらが子どもの頃にTVで観ていた東京コミックショウのショパン猪狩さんは2005年に亡くなっており、今はお弟子さんが引継いで「2代目」として活躍

今年の抱負「よけいなことをする」

みなさま、明けましておめでとうございます。 今年も、よそでは読めない奇特な記事を書いていこうと思います。テロも辞さない覚悟です(!?) さてさて、新年一番の楽しみと言えば「今年の抱負」を決めること。 昨日お雑煮を食べ過ぎ悶絶しながら1日よ~く考えた結果、今年の抱負は「よけいなことにする」に決めました! いつもより余計におかわりしたせいでこうなったくせに、ね。 ぼくはもともと効率主義者(偽MBTI、16PersonalitiesでINTJだから?)なので、普段あまりよけい

今年の穢れ 今年のうちに

その時期になるとつい繰り返し思い出してしまうフレーズってあるじゃないですか。この年末、ぼくの頭のなかでグルグルしていたのは、 「今年の汚れ、今年のうちに♪」 という、昔の洗剤かなにかのTVCMのキャッチコピーでした。年末、大掃除の時期になるとTVで連呼されていたものです。 というわけで! 今日は、今年ずっとnoteのネタにしようと思っていたけど見送っていたネタを大掃除的に処分してしまおうと思います。なぜ見送ってきたかというと、ただ単純に不愉快なだけで「ゴミ」だの「クズ」

夕食ニャンニャン

この(タイトル写真の)サビちゃん、姿を見るようになってもう5年以上になると思いますが、最近はじめて声を聞けたんです。 ちょうどこの事務所の方にごはんをもらう時間らしく、ドア前に置いてある猫皿をじっと見つめているところに遭遇したときのことでした。 なんとなくのイメージでサビ猫や黒猫は声が低そうだと勝手に想像してしまうところですが、サビちゃんは高めの声で「にゃんにゃん」と鳴いていたのです。 そうか夕食時だもんね……と思ったとき、不意に記憶が蘇ってしまったのです、今回の記事タ

猫の外飼いもありなケースを考える ~マンション・団地で猫を飼おう計画

このnoteで続けてお届けしている「マンション・団地で猫を飼おう計画」は、昭和・戦後の時代に決められた無知と偏見にまみれた集合住宅のペット禁止ルールに反抗するために「よく考える」シリーズです。 「完全室内飼育」という概念が存在する現代においては昔の"放し飼いが当然"だったペット禁止ルールは極めて不当である、としてこれまで判例と法的な背景や現実の居住空間の適正について考えてきました。 それでも屋外で猫を飼うこと今回はそこからちょっと脱線して、「それでも屋外で猫を飼うこと」に

理論武装組織ヒズボニャ(前編) ~マンション・団地で猫を飼おう計画

お久しぶりの「マンション・団地で猫を飼おう計画」の続きです。この話題はどうにも話が長くなりがちなので、どうまとめるかなかな~と迷っているうちに時間が過ぎてしまいました。 とはいえ、うちのダメダメ団地の感情的ペット反対派・通称「村長」(現・団地管理組合理事長、団塊の世代・男性、元教師、来世は猫砂としてトイレに流される運命)が剥き出しの感情を発露してくれるおかげで、逆にこちらの知見は着実に蓄積されています。ありがたいことですね! これを活用して、ペット禁止派が放つ感情的意見・

夏の猫ストーカー活動期(後編)

長い長い今年の夏の猫ストーカー活動報告の続きです。今回は8~10月! 上尾詣で昨年、残念ながら亡くなってしまったチビが暮らした、埼玉県上尾市の義理の叔母宅へ今年も行ってきました。叔母宅にはチビよりあとに迷い込んで来た"チビチビ"も暮らしているのですが…… 極端に警戒心が強く、義理叔母以外の誰にも懐かないチビチビは、来客を察するだけでどこかへ消えてしまいます。過去に一度だけチビチビに接近遭遇したことはあるのですが、猛ダッシュで逃げられました。 おかげで、自分で写真に収めた

夏の猫ストーカー活動記(前編)

暑いからといって出不精にならないようにという思いもありまして、夏でも猫ストーカー活動を続けています。夏生まれのせいか、比較的暑さには強いようなんですけどね。 でも、さすがに今年はつらかった! 気温の高さもさることながら、なにより「夏が長い!」ということが精神を蝕みます。今まで「東京の夏は2ヶ月半くらいの我慢だから~」とか言って耐えてきましたが、終わらない終わらない! とはいえさすがに涼しくなってきましたから、今日は2024夏のストーカー活動報告をしたいと思います! 油

猫派の対立概念(後編)

猫派VS犬派なんて煽られるけど、猫派の対立概念は"鳥派"ではないか――という話の続きです。もちろん「対立なんてやめて!」「私のために争わないで!」(?)というのが、大大大前提ですけどね。ね。 もちろんポジティブならいいんです。「猫の方が絶対かわいい!」「犬の方にはかわいいだけでなく、かっこいいもある!」「鳥のキュートさも忘れてもらっては困る!」というのなら、それは派閥争いであったとしても"対立"とは違います。一方、「猫に比べて犬は~~だから」とか「猫には~~という問題がある

猫派の対立概念(前編)

あなたは猫派ですか? それとも犬派ですか? 人類と猫や犬がともに暮らし始めて以来、世界各地で毎日10万回は繰り返されているであろうこの愚問、本当にそれでいいのでしょうか? いやいや、「派閥ではない、勉強会だ!」なんて、裏金大好き自民党みたいなことを言いたいわけではありません。 猫派か犬派か。そうやって対立構造を作って人々を分断させようとするとはけしからん、とは思います。「犬も猫もウェルカム」という人はいくらでもいますからね。 きのこVSたけのこ、親ロシアVS親ウクライ

ご依頼ドット絵メイキング『おねだり姫』

前回はプログラミング仲間・SONOさん宅こと「なぎちゃん」帝国の領地拡大プロパガンダにすっかりのまれてしまいましたが、今回は冷静にいきますよ。クリエイティブに感情は必要ですが、いつまでも、ではないのです。 あくまでドット絵の参考となる写真を選りすぐり、ドット絵作成に着手していきます。 ううーん、「かわいい」以外に言葉が出なくて困っちゃいます。「かわいい写真探し」をしているつもりはまったくないのですが……。 来た! これだ! ちょっと上目遣いの「おねだり」ポーズがたまりま