(読書記録)私が先生を殺した(桜井美奈)
全体の2/3まではこれからどうなるのか、犯人は誰だ、と引き込まれる内容でした。
ただ、この作品の舞台であり、現実の世界でも私にとっての舞台でもある学校でそれなりに(怒られない程度に)頑張っていると自負している教員として率直に言うと、この本に書いてあることって現実的に起こりえるのかというのは甚だ疑問であるというのが本音です。
生徒の進路に関して、ねぇ。(これ以上はネタバラシになるから言えない。)
人が死んでおいて、ねぇ。(これ以上はネタバラシになるから言えない。)
しかし、TOIECの点数に関しては完全にアウトです。
TOEICのスコアは5点刻みで出るので、「あと2点で700点だった」ということはあり得ません。
こういう細かいところは間違ってほしくないですね。