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衝撃すぎて砂糖をやめることにした:砂糖は肥満・うつ・ガンの引き金という『果糖中毒』を読んで
WHOの統計によると、世界中で約19億人が「体重過多」、約6億5000万人が「肥満」という恐ろしい状況になっています。
ぼくも健康診断でメタボ予備軍と診断され、生活習慣を見直す必要に迫られていました。
そこでまずは、大好きなアイス、お菓子(チョコやスナック)、菓子パンの3つをやめてみました。
しかし、甘いものがやめられず、我慢の反動で餅や団子などの和菓子を食べてしまうように...
そんななか、たまたま出会ったのがロバート・H・ラスティグ著『果糖中毒』という本です。
この本を読んで衝撃を受けたのが、砂糖が単なる嗜好品ではなく、ぼくたちの健康を脅かす存在であるということ!
今回は、この本で学んだ「砂糖が身体に悪い」というシンプルな考えを裏付ける3つの根拠をご紹介します。
炎症リスクを高める
ぼくは鼻炎による鼻詰まりと、ヒザ関節の炎症に長年悩まされていました。
本書を読んで驚いたのは、砂糖が、関節炎や鼻炎、皮膚炎などの全身の炎症を引き起こすということです。
砂糖は体内で分解されると、AGEsという老化物質を産生します。
このAGEsが体内に蓄積されると、血管や細胞を傷つけ、炎症を引き起こすのです。
まさに砂糖は、健康の大敵と言えるでしょう。
ウツになりやすくする
甘いものは一時的に気分を良くしてくれますが、それはほんの一瞬の快楽。
砂糖を摂取すると、血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌されます。
しかし、その後に血糖値が急降下し、強い倦怠感や空腹感に襲われます。
この血糖値の乱高下が、脳の神経伝達物質に悪影響を与え、気分の落ち込みやイライラ、不安などの精神症状を引き起こすのです。
さらに砂糖は、脳の機能を低下させ、集中力や記憶力も低下させてしまいます。
まさに、砂糖は心の健康も蝕むといえます。
ガンを引き起こす可能性がある
本書でもっとも衝撃を受けたのは、砂糖の主成分である「果糖」の毒性がアルコールとほぼ同じであるという事実。
果糖はアルコールと同じように主に肝臓で代謝され、その一部は脂質に変えられます。
そのため、多量に摂取すると血液中の脂質が増加。
それだけでなく、アルコールと同じように脂肪肝(脂質の1つである“中性脂肪”が肝臓に多くたまった状態)をもたらすのです。
そして脂肪肝は、メタボリック症候群、2型糖尿病、心臓病、がんを引き起こすと考えられています。
まさに砂糖は、命に関わる危険性すら秘めているのです。
まとめ
このように、砂糖はぼくたちの健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
本書を読んで、ぼくは和菓子や炭酸ジュースを完全に断つ決意をしました。
また、本書で紹介されている、糖分を減らす以外の健康習慣もご紹介します。
・食物繊維をたくさん取る
・茶色の食べ物を食べる(精白されていないもの)
・適度な運動をする
・朝食にタンパク質をしっかりと取る
・夕食は眠りにつく4時間以上前に済ませる
・おかわりは20分間待ってから、食物繊維をしっかりと取る
これらの習慣を意識することで、より健康的な生活を送ることができます。
『果糖中毒』は、炎症に困っている方や、憂鬱さを感じている人にぜひ読んでほしい一冊。
一緒に健康的な生活を目指しましょう😄
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