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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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2023年8月の記事一覧

哲学の世界へいざなう『ソフィーの世界』

何かとっつきにくいものを、物語で学べる本というものが大好きです。 たとえば「作曲」の方法…

立花隆さんお薦めの『教養のためのブックガイド』

本好きにとって、よい本との出会いは何にも代えがたいもの。 そしてよい本との出会いは、「良…

レビュー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

競争が激しい時代。 インターネットの普及で、だれでも同じ情報を持つことができるようになり…

レビュー『イソップ寓話集』

イソップ寓話は、紀元前620年から564年ごろに生きたとされるギリシャの語り手、イソップが書い…

レビュー『ごろごろにゃーん』長新太

大人になったいまでも絵本が好きで、よく手に取っています。 なかでも大好きな「長新太さん」…

深遠な人間性の探求『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー

大学生のときに途中で読むのを挫折した『カラマーゾフの兄弟』をふたたび読み始めました。 き…

レビュー『君子論』

政治的リアリズムの傑作のご紹介。 ニッコロ・マキャヴェッリの『君子論』は、政治の複雑さと無慈悲さに関する論考です。 16世紀に書かれたこの作品は、権力の行使、人間性、そして政治に関して、その暴力的なまでに現実主義的な考えから現在に至るまで影響力を持ち続けています。 そのアイデアは数世紀にわたって賞賛、または非難されたりしましたが、政治思想に確かな足跡を刻んでいます。 マキャヴェッリの傑作は、効果的な統治のための簡潔で実用的なガイドです。 彼は、当時の統治におけるロマ

レビュー『五輪書』宮本武蔵

日本人ならだれでも知っているであろう宮本武蔵。 しかし、武蔵が本を残していることを知って…

レビュー『世の初めから隠されていること』

ルネ・ジラールによる『世の初めから隠されていること』は、社会理論と人間の行動分析の領域に…

ウィットに富んだ英語を学べる「SUITS / スーツ」

最近ハマっているのがアメリカのTVドラマ「SUITS」。 「SUITS」は法廷ドラマのテレビシリーズ…

レビュー『積読こそが完全な読書術である』

買ってから、一度もページをひらけていない本の山。 そんな山をみては、読めないことにうしろ…

レビュー『米国人博士、大阪で主婦になる。』

一風変わった本のご紹介。 日本人女性が海外に嫁ぐという話はよく聞くが、この本の著者はアメ…

レビュー『バレットジャーナル』

もともとはノートをたくさん使っていたほうでした。 しかし、Evernoteの登場あたりからデジタ…

レビュー『魅せるイラストのエッセンス -黄金期のイラストレーターに学ぶ-』

ふと出会ったイラストが魅力的だなぁと思い調べてみると、ノーマン・ロックウェルという人物が描いていました。 ノーマンさんはすでに他界されているのですが、彼は学校でイラストを教えていたと知りました。 その学校の名は「フェイマス・アーティスツ・スクール」。 この学校はノーマンさんをはじめ、イラストの黄金期に実際に活躍した12人のイラストレーターが、プロイラストレーターを育成するために設立したものでした。 現役のプロから技術を伝授されるとは、なんともうらやましい学校です。