友達はゆるまる存在
大人になってから新しく友達ができることって、なかなかないよね。
わたしは、好きな感じの人がいると
すぐに心の中で友達認定を勝手にするので
だから、心の中でたくさん友達がいる。
相手はどう思ってるかは知らないけど。
先日、単発バイトで一回一緒に働いた人が
初対面で「はじめまして。〇〇と言います。その日暮らししています」
と言ったのでビックリしました。その日暮らしをしていると自己紹介をできる人は珍しい。
同じくらいの年齢の女性で、何にも縛られずに生きている感じが素敵だった。
もちろん心の中で友達だ!と思った。
わたしは、その人に出会った時分は人生初の就活中で、仕事が確定するまでの時間がドキドキで、少しそれが苦痛になっていたので余計に彼女はかっこよかった。
わたしは「今、就活中なんです」と彼女に言ったら
「決まるといいですね」と言ってくれた。
けど、就職という生き方をしていない彼女は、たぶん適当に返事したと分かった。
わたしも、この間まで就職しない生き方をしていたので、それがよく分かる。
話すと、その彼女はずっと独身で、ひたすら働いてお金貯めては車も買って、海外に行ってるらしくて
ぜんぜんその日暮らしじゃないやん!と思った。
『大阪人は馴れ馴れしいヤツ』と思われるんじゃないかも?と少し気になったけど連絡先を交換してほしいと言った。
こんな単発バイトで連絡先交換なんてしたことないって言うてたけど、交換してくれた。
その次の日、わたしは仕事の内定をもらえた。ホッとして彼女にLINEで内定もらえた報告をして飲みに行こうって言ってくれて早速飲みに行ったの。
それが昨日だった。
彼女は1人で瓶ビールを4本もあけて彼女はやっぱり面白い人だった。海外に行くのは、川下りをする為らしくその話を色々聞いてて楽しかった。
彼女と話して ゆるまる ゆるまる。
わたしの場合、彼女と違うのは子どもがいることです。
だから、わたしは就職を選んでよかった。
離婚も破産も家族もバラバラで、今はわたしは弱っている。自分を守るだけならその日暮らしでもいいけどわたしは、大事な子ども達を守りたい。
就職することは社会に適合して自分を殺すダサい生き方だと思っていたけどそうじゃない。
この年齢になったら、自分を殺さず就職することができる力がついた。
友達とは、境界線を守って相手をリスペクトしあえる。
そういう友達が増えて嬉しかった。