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養生訓 巻第四 飲食下 鳳凰堂流解釈⑳

原文を現代文に改変
鳥獣の硬わき肉、前日より豆及び豉汁を以て煮て、その汁を用いて翌日再煮れば、大に切りたるも柔らかになりて味良し。仕えず。蘿蔔も亦同じ。

鳳凰堂流意訳
鳥獣の硬い肉は、前日から豆或いは豆豉の汁
で煮て、その汁で翌日に再度煮ると、大きく切ったものでも柔らかく又味も良くなり、仕えにくくもなる。

大根も同様。

鳳凰堂流解釈
これは今でも良く言われます。

一日経った方が煮汁がよく染み込んで柔らかく、消化に良い事、美味しいことは周知されていると思います。

この時の美味しい、美味しくないは身体の声であり、時間や脳の思い込みによるものではないので違いをしっかりと身につけると他の事象でも判別する際の練習になります。

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