今回はこちらの書籍の「第ニ章 フツーって、何」から、前半部分で、特に胸に響いた箇所を引用させて頂き、その感想を綴らせて下さい。
私は、正直、職歴にコンプレックスがあります。油断すると、もっと世間で認めてもらえるような自分にしかできない仕事に…といったような考えが、いい歳して、頭をもたげます。
「出来ないことや嫌いなことをしない」くらいで自分にオッケーを出す。
救われました。
完全とはとても言えませんが、今の境遇を少し肯定できるような心持になれたような気がしました。あまり好きじゃないけど、自分に出来ること、でそのおかげで、幸い、生活できているんだもんな。といった感じです。
大いに共感しました。
と同時に、自分のやりたいことに、いかに囚われていたか痛感しました。
やりたくないことリストをしたためてみました。(たしかそのすすめのようなことが著書にもでてきたかと…)するとスラスラ出てくるのです。自分がどういう人間だったのか、再発見できるかもしれません。(私は再発見結構ありました…。)
確信させられました。私は加害者であると。他人と比べさせる環境作りに加担していたと。
気付かされ、恥ずかしくなることばかり。そして著者の感度の繊細さ、そこから感じられる他人に対する優しさ、非の打ちどころがありません。
こちらの引用に関しましては、ただ単にナルシズムが強く、前髪整えてるだけのこと、という場合もあるのではとも思いますが…著者の観察力に感服させられました。
歳を重ねることを、不安から楽しみにさせてくれる一文と感じました。
積極的に自分の引け目を探し、さらけ出したくなる、無駄な衝動。とでもいうのでしょうか…、おっしゃる通り、カミングアウトって当然、義務ではないですよね。
こちらの引用は、これまた痛快でした。
とても有用な処世術を伝授された心持です。
私は、いつも嫌気に苛まれるのに、長いものに巻かれやすいタイプです。
あの時、あ~してれば、というような後悔にいつも襲われます。
適度に無視。
これぞ大人な対応といったところでしょうか。
次回、第二章の後半部分からの引用とその感想を綴らせてください。
お読みいただいた方、ありがとうございます。
今回はここまでとさせて下さい。