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1週間が金曜日で完了したなら
月曜日、憂鬱。
みなさんは、どんな気持ちで月曜日を迎えていますか?
「よっしゃ、今週もがんばるぜ!」
こんなふうに思えたら、とってもいいことですね。それだけで素晴らしい。
私の月曜日の朝と来たら…
①ゴミ出さなくちゃ…(焦り)
②今日の仕事大丈夫かな(必要以上の心配)
③早く起きたいのに、がんばっても
早く寝られない、理想の
ライフサイクルになれない(落ち込み)
④今日も電車混んでる…(我慢)
⑤1週間がんばりたいのに
もはや会社着く前に疲れてる(残念)
⑥週のはじめなのに、爽やかで清々しく
いられない(罪悪感)
⑦今週の流れを掴まないといけないのに、
微妙に体調悪いし疲れてるから
なんかうまくいかない(劣等感)
……
……
という、実に残念な
負の感情と闘うことの繰り返しでした。
さらに、土曜日は疲れをとることと家事に終始し、残りの休日日数は1日だけ。
日曜日は翌週のための準備や料理つくりおきもしたいけど、ちょっとお出掛けもしたい。
それで出掛けて、ちょっと帰りが遅くなってしまうと、翌週に疲れを連れていってしまう
…というジレンマ。
解決できず長い時間が経ちました。
②はタスク管理の方法を見直しせばいいのかもしれないです。③は最近はSNSで多様に方法が出てきそうです。実際、早く起きるために早く寝られるよう、いろいろ試しました。
でも体も脳の構造も簡単には変わってくれませんでした。仕事も生活も、外的環境要因たる幹たることはそうそう変えられるものではありません。
結局うまくいかず、大きな時間が過ぎました。
「このまま一生、月曜日が憂鬱なのか?」
と思うことの繰り返しも
習慣になりつつあるように思いました。
しかし、エイやー!と考え方を変えてみました。想定外のパラダイムシフトで、月曜日が楽になりました。
◇
週のはじまりは月曜日?
それとも日曜日?
私たちが使っているカレンダーや手帳。特に
カレンダーは月曜はじまりのものと日曜はじまりのものがあります。
そもそもなぜ2種なのでしょう。
それは世界の宗教と人々の営み、経済社会、2つの理由・背景があるのだそうです。
調べてはじめて
知りました。
ほとんどの国で使われているグレゴリオ歴。ユダヤ歴が由来なのだそう。ユダヤ教では天地創造をする神が7日目に休みをとり、それは金曜日の日没から土曜日の日没まで。安息日と呼ばれます。週の終わりが土曜日なんですね。
またキリスト教では日曜日はキリストの復活を記念し、礼拝のある日。神聖な日曜日に休まる意義がつき、休日にされたのだとか。
一方、月曜はじまりについても諸説ありそうですが、近代の週休2日によるところが大きいようです。
既存の暦を横に置いた、
〝土曜日〟にはじまり
〝金曜日〟に終わる1週間。
「今週」と言ったとき、初日を日曜とするか、月曜日とするか、2パターンあるんですね。
あなたの暮らしはどちらのスケジュールですか?
私は仕事中心の生活なので、毎日ビジネス用の手帳を見るし、基本的には月曜日始まりで生きています。会社は週休2日。オフィス仕事ではよくあるパターンかと思います。取引先同士、稼働していないとやり取りできないですからね。
しかし、
カレンダー通りを
一部やめました。
ん? どゆことやねん、
と思われると思います。
1週間のうちの1日目を
「土曜日」とすると
してみました。自分軸だけ。
タテマエでは月曜日から始まっていながら。
ホンネでは土曜日から!笑
ちなみにこのページを書いているのは土曜日です。土曜日は月曜はじまりのカレンダーで考るなら週6日目。それを土曜日はじまりのカレンダーに置き直してみると、週の1日目に書いている、となります。
○月曜スタートの場合の区切り
▶︎平日5日間 十 休日2日間
○土曜スタートの場合の区切り
▶︎休日2日間 十 平日5日間
とはいえ、
自分一人を超える場合はすべて、月曜はじまりのスケジュールで考えます。月曜日に「今週もはじまったね」という会話のときに、
「え、もう3日目だけど」みたいな会話はしません。話が通じなくなってしまいます。
あくまで、自分の中では、ということです。
変えられること、
変えられないこと。
ここで、一つの普遍の真実として
曜日は連結している
ということがあります。
つまり
何曜日からはじまろうと
月曜日は休日の後に来るのです。
改善する以前に、根本的に変えることは
不可能と考える方もいるかもしれません。
確かに、体も時を止めることはできません。
ある日にがんばったり遊んだりと
活動に徹すれば、いずれにせよ
体に疲労は残るものですね。
しかし、それを凌駕するのが
「心づもり」「定義」。
コンセプトが変わるような感覚で
〝気持ち次第〟の領域は
変えられるのです。
心づもりによる行動やルーティーン、
それらによって
思考をどのように代謝できたか
それはパラダイムを変えること。
結果、未来を変えます。
私の場合のパラダイムシフトは
ふつう、
金曜日が平日(仕事)の終わり、
日曜日は最終日と考える。
それを、
土曜日に週を開始し、金曜日に終わらせる。
2日間休日、3日目〜5日目は仕事、とする。
ということ。
そもそもの私の憂鬱は、フレッシュな気持ちで週の初日の月曜日を迎えたいのに、体がだるかったり、気持ちがすっきりしないこと。月曜日の過ごし方に失敗している感覚になる劣等感。さらに週初めの劣等感に引きずられて平日を過ごすこと。
私にとってはそれが毎週、毎月積み重なり、人生的な課題感のため大問題でした。
そんなことは起こらないという方には
無問題な話かと思いますが。
メリット・デメリット、
向き・不向き
自分時間の休日を過ごし、
3日目に一段ギアを上げ
5日間走るように仕事をし、
金曜日に完結する。
すると都合の良いことがひとつありました。
月曜日が週の3日目。初日にならない。
ということです。
・月曜日は3日目になるので、フレッシュな気持ちになる必要がない。少し体がダルくても、「もう3日目だもんね。週の中盤、当たり前」となる。
罪悪感から解放される。
・なんとなく疲れを感じていても3日目だから それもある と考えることも自然。劣等感から解放される。
・少し準備運動した後くらいの感覚で月曜日が来るので、仕事はじめのギアチェンがしやすい。
・金曜日、〝仕事が終われば週が終わる〟というのがシンプルで良い。
・金曜日、家に帰ると上記の結果による達成感が濃厚。その分、土曜日の朝がすっきりした感覚でスタートできる。
ただし、ちょっと大変と思うこともありました。力の入れ方が変わるので、平日の前半の仕事が重いと、木曜・金曜にスタミナ切れ。
まるでマラソン大会で最終トラックを走るようなしんどさが発生したということがありました。
これが毎週続いたら、それはそれでしんどくなりそう。とんだデメリットです!
月曜日〜水曜日の仕事の仕方、時間の使い方を丁寧に見直すきっかけになりました。
また私は、お寿司を食べに行くと、始めに好きなネタを食べて満足したいタイプです。だから1週間の始めに充実した休日時間を配置することで快適になるのかもしれません。
その場合、逆に、お寿司の好きなネタを最後に食べたい人にとっては、合わない考え方のライフスタイルになるでしょう。
そもそも、月曜日に私のような憂鬱感を抱いていない方には必要がなく、合わない考え方になるのだと思います。
◇
上記は一つの事例ですが、憂鬱感に支配されて辛いとき、当たり前の考え方を変えてみるのは良いのではないかと思います。
気持ちを軽くするために、現状に対する突破口を見つけることができるかもしれません。
パラダイムシフトを叶えるのは生き方にソリューションを入れること。誰かに迷惑をかけることではないのだから、自分に最適化するようにカスタマイズしてよいのだと思います。
快適に過ごせる分、勉強や仕事をがんばってスキルアップして、暮らしや世界観をバージョンアップできたら素晴らしい。パフォーマンスが良ければ、その分誰かに幸せも分けられるかもしれませんね。
長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い日をお過ごしください♩
Aoi314