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能楽、海を越える②-2【佐野玄宜 先生】観光編

前回の投稿では佐野玄宜先生に
韓国での公演についてお話いただきました。

こちらの記事では、【観光編】として
玄宜先生の韓国のおすすめ料理や香港での裏話をご紹介します。

2016年に香港に行ったときの写真。
左から佐野玄宜先生、宝生和英先生(家元)、
木谷哲也先生、朝倉大輔先生

■佐野玄宜 Sano Genki
シテ方宝生流能楽師
昭和56(1981)年、東京都文京区出身。佐野由於(シテ方宝生流)の長男。1986年入門。19代宗家宝生英照、20代宗家宝生和英に師事。初舞台「鞍馬天狗」花見(1986年)。初シテ「小袖曽我」(2007年)。「石橋」(2014年)、「道成寺」(2015年)、「乱」(2018年)を披演。学習院大学、椙山女学園大学非常勤講師。國學院大學宝生流能楽研究会を指導。


🇰🇷韓国のおすすめ料理

韓国は小皿料理がいっぱいあって食べるのが楽しかったですね。
あと、私たちが行ったチョンジュはビビンバ発祥の地と言われていまして、現地で食べたビビンバがすごく美味しかったです。
私は辛いものが平気だったので韓国料理を堪能できました。お腹を壊して大変だった先輩もいましたね。飛び上がり平臥と言って、飛び上がってあぐらのような体勢になってドンと着地する型(動き)をしないといけなくて、ヒヤヒヤしたと言ってました(笑)。海外公演のときは食事が合わないと大変です。
韓国は美味しいものがたくさんあるのでまた行きたいですね。
ソウルでは先輩と夕食後タクシーに飛び乗ってカジノに行ったのも楽しかったです。

▪️ Hangugjib 한국집
119 Eojin-gil, Wansan-gu, Jeonju-si, Jeollabuk-do, 韓国


🇭🇰香港でのタクシー移動

香港での公演があったときに、私だけ別便で香港に行くことになっていたのですが、飛行機が遅れてしまって、公演に間に合わなくなりそうだったので、香港の空港からタクシーに乗りました。実は時間がなくてタクシーの中で紋付に着替えたんです(笑)。いきなり着替え始めたので運転手さんはびっくりしたと思いますよ。公演にはギリギリ間に合いました。

宝生能楽堂で申し合わせを終えてから新幹線で名古屋に行ってセントレアから香港へ飛ぶというなかなか無茶なスケジュールでしたね。申し合わせで勤めた役が「巻絹」のツレで、巻絹を熊野に届けるのに期日に遅れて怒られる役だったのですが、香港にはなんとか間に合ってよかったです。



✨佐野玄宜先生の公演情報✨
2024年2月17日(土)の宝生会定期公演で「小塩」のシテを勤めます!

▼チケット詳細


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