有効母集団形成も大事だが、面接官の脱属人化も超大事。
こんにちは。イチグウ株式会社代表取締役の星野雄大です。
今回のnoteは以下のツイートの元となる脱属人化面接の脱却を支援する目的です。
妥協採用しないためにも面接の構造化は必須です。
採用の件で企業様と打ち合わせさせていただくと、母集団形成の部分では課題を感じられているケースが多いですが、その後の歩留まりに関しては答えが分からず放置しているケースがよく見受けられます。
歩留まりを良くすることで、今の母集団形成でも採用目標人数に達する可能性もあるので、一度見直してみるのをお勧めします。
面接官により歩留まりが異なるのはなぜか
いきなりですが、下記のような事象はよく耳にしますが、貴社のご状況はいかがでしょうか。
Aさんが一次面接するより、Bさんが一次面接した方が移行率が高いし、自社にマッチする人材も多い。
Cさんがクロージングするより、Dさんがクロージングした方が承諾率が高い。
上記の場合、Bさんが一次面接をしてDさんにクロージングしてもらうのが理想です。
ただ、BさんもDさんも面接だけしているわけではないので、現実はそうはいきません。
つまり、AさんとCさんのレベルアップが必須になります。
なぜ、面接官により歩留まりが異なるのか。
答えは各フェーズにおける面接の目的が定まっていなく属人化している要素が多いためです。
面接の型をつくろう
脱属人化するためには面接の型をつくるしかありません。
イチグウが伝えている面接の型とは面接で聞く質問の整理や面接の流れの整理だけではなく、カジュアル面談からオファー面談までに至る全ての要素を整理したものになります。
年間で20名以上採用をする企業で採用に課題を感じている企業は面接の型をつくるべきです。
イチグウがサポートさせていただくときは下記の内容をまとめます。
・カジュアル面談
∟カジュアル面談の目的を言語化
∟利用するツールの整理とトークスクリプトの作成
∟求職者の何を解消するためのものか、ビフォーアフターの整理
・一次面接〜N次面接
∟一次面接〜N次面接の目的を言語化
∟利用するツールの整理とトークスクリプトの作成
∟何を解消するためのものか、ビフォーアフターの整理
∟許容できる懸念点と、許容できない懸念点の整理
∟合格のラインの整理
∟申し送り事項の整理(次回面接での確認事項、他社選考状況、訴求方法)
・最終面接
∟最終面接の目的を言語化
∟利用するツールの整理とトークスクリプトの作成
∟一次面接〜N次面接で出た懸念点の確認
∟許容できない懸念点の確認
∟自社のマッチ度の確認
∟合格のラインの整理
∟申し送り事項の整理(次回面接での確認事項、他社選考状況、訴求方法)
・オファー面談の方法
∟オファー面談の目的を言語化
∟利用するツールの整理とトークスクリプトの作成
∟期待することの整理
∟期日の設定
<イチグウ株式会社のサンプルを一部共有>
面接は営業、採用はチームプレイ
営業マンが営業ロープレをやるように、面接官もロープレをやるべきです。(時間的に難しいのであれば、優秀な面接官の面接に同席するなど、インプットの機会をつくると良いです)
面接は一種の営業であり、採用全体で見るとチームプレイです。
スタートアップやベンチャー企業は他社に採用で勝つためには、口説く必要があります。
人によって歩留まりが異なるということが致命的になってくるので、面接の仕方や面接の心得くらいは共通認識として持っておいた方がよいでしょう。
ちなみに、営業で活躍できなかった人材を人事に異動させるケースを見たことがありますが、個人的には人事(特に採用)は花形部署であるべきだと考えています。
理由は採用は超コア業務だからです。
これから採用を強化していきた企業様や、採用に課題を感じている企業様がいましたらいつでもご連絡ください。
壁打ち相手にはいつでもなります。
連絡はTwitterDMでお願いします。
https://twitter.com/HoshinoYudai_jp
イチグウ株式会社
代表取締役 星野雄大