最近ASD息子(3歳1カ月)がよく歌うようになったのでASD児と音楽について考察
いっくん、この5月はコミュニケーション面で大きな成長をしてくれています。
言葉が通じた!と思うことが増えて、コミュニケーション能力が発達したように感じます。
喋れないけど歌えるよ♪
さらに、歌や踊りなどの模倣が増えて、エコラリア的によく歌うようになりました。
(全然音程は取れません(笑))
お気に入りは
「おもちゃのチャチャチャ」と
Eテレの「からだダダンダン」や「キッラキラぽん」です。
おぼちゃーちゃちゃちゃー
おぼちゃーーちゃちゃーーー!
とか、
きっきっぽーーーん!
とか言っております。
歌のお姉さんすごいー✨
ただ、何百回と聞いているだろう「きかんしゃトーマス」のオープニングなどは全く歌わないので、おそらく「ちゃちゃちゃ」とか「きらきら」とか「わんわん」みたいな、オノマトペ?のような音が頭に入りやすいのだろうなと思います。
昨日は外を一緒に歩いて鳥の鳴き声に反応していたので、しまじろうの音楽DVDで聞いたことのある「ピピピピピ、チチチチチ、ぴーちくりぴー♪」とうたったら、「ぴぴぴぴ~」と言いました。
自閉症の人は音楽に強い反応を示す
テンプルグランディンさんが『自閉症の脳を読み解く』の中でこのように記しています。
アインシュタインも3歳まで発語がなく、5歳までうまくコミュニケーションが取れなかったとされますが、バイオリンの演奏が大好きだったそうです。
アインシュタインも、楽器の演奏のおかげで知能が発達した可能性があるかも?なんて。
自閉症の中には絶対音感を持つ人も多いようで、音楽療法はすごくよさそうだなぁと以前から思っていました。
「療法」という表現をすると病気っぽくて嫌ですが…定型発達の子にも誰にも音楽はいいものだと思いますが、自閉症の人は一般の人よりも強く音楽に反応するようです。
音楽的なアプローチ
いっくんは、以前から歌を聞くのはすごく好きだったので、車の中でしまじろうの歌のDVD(中学2年の娘が2歳くらいの時から聴いているものだから長い(笑))をかけたりしていたのと、Eテレを見せることがあるくらいで、あとはパパが時々YouTubeで歌の動画を見せたりしていたかな?というくらい。
わたしたちが歌うと、うたっている人の口をパンと叩いてきたり、「きーきー」と甲高い声を出して変なリアクションをしてくるので、そんなに歌うこともありませんでした。
決して嫌がっているのではないと思うのですが、さして歌ってほしそうでもない感じ…?(笑)
我が家には、ジャンベという太鼓、ウクレレ、トイピアノ、カリンバなど、いろんな楽器があります。
いっくんはそれらを叩いたりするのはもともと大好きでした。
隠れアスペルガー疑惑のパパは、ウクレレなど弦楽器の演奏は好きですが、音痴です(笑)
娘はピアノを小学校5年から習っているので、その練習の時もピアノの音が聞こえます。
そういうわけで、わりと音楽に触れる時間が長い家だと思います。
いっくん、初めての習い事か!?
それでも、踊ったり歌ったりするようになってきたので、いっくんにもっと音楽に触れさせる時間をつくりたいなぁと思っていました。
しかし、うちの近くの療育には音楽療法は無いし、ピアノなどの楽器を習わせるには明らかにまだ早いので、リトミックがいいかなぁとは思っていましたが、ヤマハなどでは複数人でやるものになり、コミュニケーション能力の高い定型発達の子に混ざるのはちょっと大変そう…いっくんはグループでやるリトミックは難しいだろうなぁと思っていました。
それで先日、娘が習っているピアノの先生に相談したら、
「ピアノのまえの 歌う、リズム、身体を動かすこと、ちょっとした知育は行っています♪ そんな感じでよければ、一度体験レッスンを受けてみてください」とおっしゃってくれました(((o(*゚▽゚*)o)))
いっくんの発達にすごくプラスになりそうで嬉しいです。
体験は来週からです。
音楽と自閉症の関わり、もっと探求してみたいテーマです。
とはいえ、定型発達の上の2人は2歳くらいからバリバリすごく上手に歌っていましたし、いっくんが特別音楽の感受性が高くて、将来は米津玄師(高機能自閉症とカミングアウトしています)?なんてことは思いませんが…(笑)