1年半ぶりの海外旅行で考えたこと
先日、1年半ぶりに海外旅行に行ってきました。
目的地は台湾。
大学生の頃、「近いし、そのうち行けるでしょ」と思っていたこの地に、数年を経てようやく訪れることができました。
↓前回の海外旅行は前職を辞める際の有給で行ったフランス旅行(およそ1年半前)
実は台湾にも星野リゾート、あります!
台湾の喧騒に満ちた街を歩いていてふと考えたのは、無意識のうちに作り上げている「旅の期待値」についてでした。
私は国内旅行には割と行っている自負があるのですが、国内を旅する際には、例えば「温泉街はこんな感じ」「地方都市ならこういう雰囲気だよね」といった先入観が勝手に出来上がっています。
そして実際に各地を訪れても、そのイメージから大きく外れることは少ないのです。つまり「期待通り」「想像通り」であり、どこへ行っても安心して旅行を楽しめるというメリットがある一方、悪くいえば、新鮮さや驚きを得られないデメリットがあるともいえます。
対して海外旅行は、事前にインターネットで概要は把握できても、行ったことがなければ、実際の雰囲気を想像するのはなかなか難しいものです。
街の匂い、人々の生活感、そこに漂う空気感、これらは実際に訪れないと感じることはできません。(ちなみに外国人からすると日本は醤油の匂い?がするらしい)
期待値と現実のぶれ幅が大きいので、期待値を大きく上回ることもあれば、下回ることもあります。
見知らぬものを知ること、当たり前が揺さぶられる経験 、これらを「旅」と呼ぶのならば、期待値と現実のギャップの大きい海外旅行は、その真髄を体現しているように思えます。
しかし、海外旅行は自ずとこのような体験が得やすいというだけで、国内旅行でも工夫次第では同様の新鮮さを味わうことは十分可能だと考えています。
例えば温泉地なら、温泉に入って、温泉街を散策して、美味しい食事を楽しんで終わり、という王道コースから少し外れてみる。
訪れるスポットのジャンルを変えてみたり、その地域だけでしかできない体験にチャレンジしてみることで、得られる満足度も大きく変わってくるのではないでしょうか。
最近の私の旅行は、似たり寄ったりの場所を選びがちだったので、たまには普段選ばないようなアクティビティなどにもチャレンジして、観光の幅を広げてみようと思います。台湾に行ってそんなことを考えました。