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『クローズアップ現代+』のひきこもり支援特集
今日の『クローズアップ現代+』はひきこもり支援の現場を放送していた。
私にも「もう限界」って事があって、ひきこもりに近い環境下にあった時があった。頑張ってるのに上手くいかず、いつも他人の目を気にして家にいても気が休まることも無く、いろんなことが悪循環で、何度も「もう嫌だ」ってなってた。
ひきこもりの人はさ、私と同じくHSPの人が多いのだと思う。
テレビに出演してたひきこもり支援をしている人が言っていた『鉄の3カ条』。私にとってはとても当たり前のことで、それは私が同じ環境下に陥ったことがあるからか、はたまたHSPだから気づけたことなのか。
ひきこもってる人はね、自分で「このままじゃダメだ」って分かってるんだよね。ちゃんとわかってて悩んでて、それなのに周りからは「このままでどうするの?」「しっかりしなさい」って負の言葉ばかり投げれれて余計に苦しみが増してるんだよね。そんな事言われなくても誰よりも一番自分が思ってることなのに。
だから3カ条の一つである『本人を傷付けるような正論は言わない』は当然なんだ。傷付いてる人間を更に傷つけて追い込んで何がしたいの?関わることがいじめになっているんだってなんで気づかないのかな?って。
本当に助けようとするなら相手の立場に、気持ちになって考える事から始めるべきなのに、机上の空論ばかり並べるのはやめよう。
引きこもってる人たちはただ、一歩踏み出す後押しをしてほしいだけなんだよ。「君なら大丈夫」だって言って欲しいだけなんだ。「何かあったら守ってやる」って支えが欲しいだけなんだ。臆病になってしまってることへのサポートが欲しいだけなんだ。「君は独りじゃないよ」って伝えて欲しいだけなんだ。
だからこそ、『一定のリズムで訪問すること』は本当に孤独じゃないって想えるとても素敵な行動になってると思う。
そして最後の『ゴールを求めない』。前述にも述べたとおり、本人たちは「ちゃんとどうにかしなきゃ」って誰よりも悩んでるんだよね。そこに「いついつまでに」なんて言われたら余計に動けなくなっちゃうんだよ。寧ろその期日の事ばかり考えてしまって論点を考える余裕が0になってしまう。「あと何日…あと何日…。」って考えて努力してても報われない程に「今日もダメだった…でも後何日までにどうにかしなきゃいけないんだ」って何も見えなくなってきちゃって、追い詰められて病んで行ってしまう。
結局何が言いたいかというと、誰よりも不安に駆られてるのは本人たちだから周りの人は「大丈夫。マイペースで良いんだよ」って言ってあげて欲しいって事。ひきこもってしまった人には誰にも言えない、誰かにとっては些細な事でも、その人にとってはとても大きな「何か」があって。
それを言えなかったのは、自分を守る為もあるかもしれないけど、それ以上に周りの人の事が大切だからなんだよね。こんな弱い自分が恥ずかしくって、それを知られたら心配させてしまうかもって。そしたら誰にも頼れなくなってしまったんだよね。
ひきこもりになってしまった人たちは、「メンタルが弱い」って周りは言うかもしれない。でも「メンタルが弱い」わけじゃなくて、「誰よりも優しい人達」なんだと私は想う。他の人の事を気にして、自分から進んで貧乏くじ引きに行ってしまうようなタイプの人。
だから「何も気にせず好きな事やってみろ。何かあったら戻ってこればいい。休めばいい。お前の居場所はちゃんと此処にある」って言って見守ってあげて欲しい。
と、元ひきこもり?現ひきこもり?の私が願いも込めて言っときます(笑)
求人に応募しまくってるのに全く採用されず、無職期間だけが伸びていき、お金がとうとう底をつき始めました。私はもうすぐ死ぬのかな…
星神侑兎
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