
1.1 里山学校ってどんな学校?
神奈川県三浦郡上山口の集落、「にほんの里100選」に選ばれた里山があります。誰の心にもある懐かしい原風景、そんな感じの雰囲気です。
星とおひさま葉山里山の学校は、この里山で活動しています。
里山学校にいらっしゃる子どもたちは、未就園児から高校生。時には大学生。ワンちゃんのいるご家庭はワンちゃん同伴で。
たまに大人だけでふらっといらっしゃることも。
保護者も一緒に学び、癒やされ、自分を取り戻す。
原則的(あくまでも原則ですが)に保護者同伴となっています。
それは、子どもの心と体が成長していく姿を、親として目の当たりにできる喜びを味わって頂きたいから。
子どもの成長を自分の目で見て感じられる時間は、一生の間でもホントにあっという間です。この貴重な時間をただ流れるままに過ごすのは、とてももったいないことですね。「全肯定の関心」と「無条件の共感」
学校に行けてるとか行けないとかに関わらず、どんな子どもでもいつでも必要な環境は、難しい言い方をすると、周囲の大人達からの「全肯定の関心」と「無条件の共感」。
それは、「子どもの特性」とか「発達凸凹」などと言って、特別な特性の子どもにだけ必要なものではありません。
里山学校では、この「全肯定の関心」と「無条件の共感」を親子で体験し、心に染み込んでいきます。子どもたちの学力向上の源泉は「好奇心」
学校から遠ざかることで、保護者の心に占める大きな心配。
その心配の一つに、子どもの学力の遅れがあります。
でも、心配には及びません。子どもたちは興味を持ったことには、学齢以上の知識・経験を得ることにとても積極的になりますから。
学校教育での遅れなど、ほんとにあっという間に追いつき追い越していきますよ。どんなに勉強嫌いな子どもでも。
これまでの経験上、虫博士、鳥博士、植物博士、怪獣博士、野球博士・・・。いろんな小さな博士達が、今では立派な大学生、高校生になっています。子どもの人生に大きな影響力を及ぼす一つの要素。それは「遊び」
里山学校での「遊び」には、条件があります。
1. そのこと自体に「目的」や「意味」がないこと。
2. 繰り返し、繰り返し(飽きずに時間が過ぎてしまう。)やれる。
3. ときに大げさ(大きな声や動作)。
4. それがストレスのない環境で。
5. 自然発生する。
この5つの条件が満たされている状態が、里山学校での「遊び」です。脳科学・教育・精神医学に精通したスクールカウンセラーによるカウンセリング
里山学校の最も大きな特徴であり、得がたい幸運。それは、長年にわたり多くの子どもとその保護者に向き合い、寄り添ってこられた脳科学・教育・精神医学に精通したスクールカウンセラーの存在があげられます。
子どもから「先生は人間じゃない。神様?妖精?」と言われ、保護者たちからは「もっと早くに先生にお会いしたかった。」と涙ながらに慕われるカウンセラーの先生。
定期的にカウンセリングを行うことで、子どもも保護者も(ときにはスタッフも。)一緒に癒やされ、自分に向き合い、そしてきちんと前を向いていけるようになります。長年にわたる子どもの早期発達支援の裏付け
里山学校には、海外の早期発達支援教育の現状、日本の教育の限界、そして現実的な子育ての対応などを長年研究し、教育現場と行政、そして家庭に温かいアドバイスと改善をしてこられた、実践をともなう研究者がいらっしゃいます。
保護者に「うちの子は、他の子とちょっと違うかも?」という思いが生じたとしても、その思いが「不安」から「楽しみ」に変わっていくのは、子どもと家族のための「早期発達支援」という研究分野と、頼もしい研究者の先生がいらっしゃるから。
星とおひさま葉山里山の学校とは、このように、子どもたちと保護者の不安が希望にかわる学校です。
今後は、このnoteを里山学校の子どもたち、保護者、スタッフが記事を投稿して、その様子をみんなで共有していきます。
ホームページ:星とおひさま葉山里山の学校
インスタグラム:https://www.instagram.com/hoshi_ohisama_hayama/
住所:神奈川県三浦郡上山口3084
電話:070-2260-5857
メール:hoshi.ohisama.hayama@gmail.com