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女の子は2割叱って8割ほめる『女の子の学力の伸ばし方』

子どもの勉強をみていると、どうしてもイライラッとしてしまう瞬間がありませんか?

親子だからこそ、行き詰まってしまう…ということがあると思うんですよね。。。

今回は、娘(小2)の学習における課題を解決できた本をご紹介したいと思います😊

『女の子の学力の伸ばし方』富永雄輔著

入塾テストなしでも有名難関中学校への合格者を続々輩出しているという進学塾の代表、富永氏による男女の脳の違いに合わせた具体的な学習メソッドが網羅されています。

▼女の子バージョンはこちら


▼男の子バージョンはこちら


脳科学の専門的研究による男女の脳の成長の違いを踏まえて、それぞれに学習効果を高められるような具体策が詰まっています!

📕本書で分かること

序章:学力を伸ばす基本的な考え方について
第1章:女の子の本能的な7つの特徴
第2章:特徴を活かした学力を伸ばす5つの絶対原則
第3章:考える力を養うための14のコツ
第4章:目標・計画術のテクニック
第5章:必修4教科の成績を効率的に上げる勉強法
第6章:女の子が自主的に学習するための習慣づくり
第7章:成績を伸ばせる親の習慣術

見開き1ページに1メソッド、という感じで簡潔にまとめられているため、とても読みやすいです。


本書に助けられた私と娘のエピソード

娘はいつも塾のテストで問題用紙にメモをせず、「え?なんでここ間違うの!?」というミスを毎回やらかしていました。

特に算数については、テストの度に「頭の中だけで計算したらミスするよ!」「途中の式、書こうね!」と言い続けるも、改善せず

そんな時、こんな一節が目に留まりました。

算数の計算1つとっても、男の子と女の子では解き方のプロセスに違いがあります。
男の子はまず手を動かし、「うわ、違った」「あれ、違った」とトライ&エラーを繰り返す中で、正解にたどり着くというやり方を好みます。
(略)
一方、女の子は、そもそもプリントをぐちゃぐちゃに汚したくないし、自分のミスを残すということを嫌います。

『女の子の学力の伸ばし方』松永雄輔著

あれ?もしや、、、長女はこのタイプ?

娘にテストの解答用紙に式を書き込まない理由について、「汚したくないから?」と聞くと、そうだと明かしてくれました。

女の子には、間違ってもいいことや、間違いの痕跡を残すのが恥ではないことを伝えてあげる必要があります。
さもないと、頭の中で正解を作り出せる範囲内から抜け出し、その先へと伸びていくことが難しくなってしまいます。

『女の子の学力の伸ばし方』松永雄輔著

私は長女にこのページを読んでもらいました。
娘はたった一言、「うん」と薄いリアクション。

しかし、次のテストからはちゃんと式の途中経過も含めて問題用紙にメモを残してきたんです!!

母親が何度も言うよりも、プロによる一言は効果テキメン
ですね。

このおかげで基本問題の取りこぼしをかなり減らすことができました!(とっても初歩的なことですが😅)

結果が出ることで、娘もメモを取る意義を感じ取ってくれたようです。


今後、思春期に差し掛かり、受験も迫ってくると更に深い悩みが出てくると思います。

そんな時のためにも、手元において何度も読み返したい一冊です。

中学受験をしない場合でも、学習面のサポートをするうえでとっても参考になるのでオススメです☺️

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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