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事の大小に関わらず、人に嫌な思いをさせられたら・・

先日、帰省してくる娘のバスを待つ間、コンビニの駐車場で少し待たせてもらった。
何も買わないのは悪いので、普段は買わない自己啓発の小冊子を買って読んだ。
そこに八代 亜紀さんのエッセイがあったのだが、いいエピソードが載っていた。
原文通りではないが、それはこんな感じのことだった。

長い芸能生活の間には、色々と嫌な思いをすることもあった。
ある時、マネージメントを担当してもらっている人間に、自分の給料や売り上げ全部を持ち逃げされるということもあった。
しかし、そんな時には、「こういう事をされると、こんなにも悲しい思いをするんだ! だったら、自分は絶対人にはそんなことをしないような人になろう!」と思うようにしてきた。

これは大変いいパラダイム(価値観を伴った考え方、物の見方、感じ方)だと思う。

現在は、とても不寛容な時代である。
少し買い物をしようと出かけても、自己本位な車や人に会わないことの方が稀である。
自分の肉親にさえ、余計なことを言われて気分が悪くなるといった類のことは毎回あるだろう。

しかし、そんな時にイライラさせられるのは、まったくもって損である。

八代さんのように。『自分は絶対人にはそんなことをしないような人になろう』と思えば、腹も立たないし、「そういった嫌なこと、人に会うたびに、いい自分、自分で自分を好きになれる、尊敬できる人間になれる!」と逆によい気分でいられるようになる。




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江島 達也/対州屋
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