たられば手帳が役立つ時
手帳を書きたくなったり、手帳が書けなくなったり
書けると文字がたまり、紙もたまり….楽しくなる
書けずにいると「君はなぜまだそこに居続けるの?」という気持ち
鬱陶しい
手帳にしか書けないことがある
手帳だから書けることがある
それは絵空事のようで、絵土事として影を生み出す
胸に秘め続けた目標
小さな塾を作ることが夢です。
大学の頃、いろいろなアルバイトをしてきました。
その中で、1つだけ「これでお金をもらっていいの?」と感じる仕事がありました。
それは、家庭教師です。
当時、コンビニで夜勤のアルバイトをしていました。
その時、ペアを組んでいた人が悩んでおり、話を聞くと「せめて公立高校に行かせたいが、学力が足りない」という娘さんの進路についての悩みでした。
何か力になれればと思い、家庭教師の個人契約を提案したのがはじまりです。
地元だったこともあり、定期テスト対策は中学の頃ハック済みでした。
お預かりした娘さんの学習状態を観察しながら、その子のできることやできそうなことを磨くサポートを続けることにしました。すると、テストの点数が上昇し、成績も上がり、結果的に筆記試験で公立高校に合格することができました。
途中、その子の従兄弟やお友だちも加わり、1対1の授業が1対5になり、それぞれがそれぞれの課題に対峙する空気感がとても好きでした。
この時です。
「いつか自分の塾を作りたい」という夢ができました。
教え、育てる…中心点を見つける
教えることを仕事にする = 教員になる
何が自分に向いているのかが分からなかったので、まずは身近なことからチャレンジしてみることにしました。
通信で教職課程を取り、地元の小学校で教員になってみたんです。
そこで「教育」の幅広さを学びました。
同時に、私の関心事は教科書の内側だということにも気づけました。
集団授業を行っていくうちに、個別授業を欲するようになりました。
その子の様子に沿ったサポートをしたい。
その子の思考の状態を観察したい。
数年後、自律学習をPRしている学習塾で働いてみることにしました。
その子の能力に合わせて教材を調整し、不要な声かけはしないという方針に激しく共感したからです。
受験を目的としない塾であることにも惹かれました。
長い間、その子と関わることができます。
自分の足で立つとは
今度は、ライフステージの変化に動じない働き方を求めるようになりました。塾はどうしても遅い時間帯の勤務になってしまいます。
もうこうなると自分で作るしかないと考えるようになり、必要なスキルをリストアップし、数年かけて習得することにしました。
まずは、サイトです。サイトを作れるようにならないと、何をやってる塾なのかを伝えることができません。サイトの中に記事も掲載したいのでブログの仕組みを学ぶことからはじめました。
3年間プログラミングに全力投球し、立ち上げ・保守・改造の全てを自分でできるようにしました。
次は、業務効率化です。便利なツールの存在、使い方を知っておく必要があります。情報を集めていると興味深い使い方をしている人にも出会えます。どういう発想で作っているのか?そこに共通のスキルが隠されているのではないか?といったことを観察しながら、見学するのが趣味でした。
その時必要な作業をちょっと便利にしてくれるツールを使ってみる習慣が身につきました。
そして、存在を知ってもらうことも自分でできるようにしなければなりません。SNSは教材の宝庫ですし、このnoteも勉強になります。
やりたくなったらやる
情報を集めていると、自然とアイディアが生まれます。人との出会いもあります。
その時、自分にとって負担の少ないやり方でちょっとだけ行動していきます。行動してみると、想定していた形とは異なることがよくあります。もったいないので、再利用できるようにしておくことにします。
きっと何かの役に立つはずです。
つい先日、はじめての申し込みがありました。
話を伺うと、今対応できる内容ではないことを知り、急遽レッスンを用意することになりました。その人のために作ったレッスンです。
でも、同じレベルの人にも届けたら役立つかもしれません。
目の前の人とその先に見えそうな人とを透かし見しながら、
レッスンを作るのが最近の日課です。
いろいろ手帳に書いてきたけど….
いつも何かを求めながら書いてきた気がします。
書いてすぐ、その何かを見つけられるわけではないのに
書かずにはいられず、手帳を開いてきました。
来年の手帳に切り替わる前に、胸に秘めてきた目標を少し具体的に見えつつあります。今あるアイディアを1つでも多く、今後に生かせたら….。
その時、その瞬間に浮かぶアイディアの答え合わせのできる、今の手帳は存在し続けそうです。