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「めいろ」を解く次男
今年に入って、2歳の次男に鉛筆を持たせている。
「持たせている」と書いたが、5歳の長男がドリルに勤しむ様子を見て「僕もやりたい!」と主張してきたのだ。まだ鉛筆を持たせるには早いのではないか?と思ったけれど、モノは試しということで簡単なドリルを与え、今に至る。
書店に行き、未就学児向けのドリルコーナーに行くと、実に色々なドリルが発売されているのが分かる。僕も一応、教育業界の出身なので、「どんなドリルが良いのか」は自分なりの尺度を持っている。
・やることが明確である
・(はじめのうちは)複数の処理を求めない
・一気にジャンプアップするような難易度設定がなされていない
長男には、同じドリルを2〜3回繰り返させ、「ひらがな」「すうじ」を書けるようになってきた。しかしなんといっても、ベースとなるのは運筆力。鉛筆でしっかりと「書ける」力がないと、ひらがなもすうじを書くのもしんどくなる。
PCで作業することが多い昨今、ブラインドタッチができなければ業務効率は極端に落ちてしまうだろう。
それと同様、子どもにとって、頭でイメージした線が書けるというのは非常に重要で。それを鍛えるためには「めいろ」が最適だと僕は思っている。何より「めいろ」は楽しいようで、長男は「めいろ」だけは自主的に解くようになっている。
ということで、次男に与えたドリルも「めいろ」だ。
はじめのうちは、全く線を書くことができなかった。
よわよわの線で、書いてあるんだかないんだか分からないくらい。最初はどんな線でも「書ければ良し」ということで、できたら「できたねシール」を貼ってあげていた。
3ヶ月ほど経ち、次男の線は力強くなってきた。
「めいろ」の問題も、ちゃんと解けるようになってきた。相変わらず「どこから始めれば良いの?」という顔をするときもあるが、やるべきことを理解すると、スタートからゴールまでしっかりと解くことができる。
子どもの成長はすごい。
「これは無理だろう」と思っていたら、いつの間にか想像を超えるくらいの成長を遂げている。当然のことながら、何が何でも先に進めることはしない。子どものペースを見極めながら、「まあ、1ページでも良いからやろうぞ」と声を掛けて、苦にならないレベルで解かせてみる。
長男も次男も、実に賢いなあと思う。
彼らのポテンシャルを大事に、大事に、育てていきたい。
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