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『思考の技法』を読む



思考=ひらめき

J.W.ヤングの『アイデアのつくり方』の源泉となった先駆的名著

「思考プロセスを改良する」と云う問題に どこまで役立つか?との書き出しがあります。
p.7 はしがき より

『思考の技法』グレアム・ウォーラス 著
松本剛志 訳
ちくま学芸文庫 (2020.05.10)
原著『The Art of Thought』1926

思考プロセスの探求

経験的な要素と、科学的な要素を おおまかに分ける p.014
例) 食品の調理
経験則 + レシピ → 継承

意識と意思

第2章 pp.35〜46.

意識(consciousness) Wikipediaより

一般に、起きている状態にあること(覚醒)または、自分の今ある状態や、周囲の状況などを認識できている状態のことを指す。

意志(will) Wikipediaより

目標を定めてその達成のために行為を促す自発的な思考を意味する。

哲学と心理学では意志、法学では 意思 助動詞 wollen を名詞化したものからの訳語であって、基本的に意味は変わらない。

思考の技法

第3章 pp.47〜68.

コントロールの諸段階

第4章 pp.69〜101.

思考のプロセスを〈準備と検証、培養、発現、ひらめきの予兆〉と云う段階を踏んで説明している。

1) 準備と検証 pp.73〜77.

2) 培養 pp.77〜85.

3) 発現 pp.85〜88.

4) ひらめきの予兆 pp.88〜101.

ひらめきの〈予兆〉

pp.88〜101.

新たなアイデアは「突然」や「思いがけず」現れない。
辺縁的な出来事がある。
予兆を妨げるモノ pp.97〜101.

思考と情動

第5章 pp.102〜129.
予兆を色づけるモノ

思考と習慣

第6章 pp.130〜148.
習慣と云う刺激
アイデアを膨らませる

思考のタイプ

第8章 pp.172〜207.
イギリス、フランス、アメリカ

【検索】wikipedia  

グレアムウォーラス

J.W.ヤング

Note【アイデアの技法】2020.06.24

『アイデアのつくり方』
J.W.Young 著
今井茂雄 訳 竹内 均 解説
阪急コミュニケーションズ(1988.04.08)

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