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【Study_note】『ウエルビーイング』

『ウエルビーイング』
前野隆司・前野マドカ 著
日経文庫 (2022.03.15)

ウエルビーイングの意味

ウェルビーイングが初めて言及されたのは1946年のこと。世界保健機関(WHO)設立にあたって考案された憲章に含まれています。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
社団法人 日本WHO協会「世界保健機関(WHO)憲章」より p.16

ハピネス(happiness)との違い

ハピネス(happiness)は 幸せな感情の一部を表し、ウエルビーイング(well-being)は それよりも広い意味でのよい(well)状態を表す。

幸福度を高める4つの因子とは? 

①「やってみよう」やりがいや強みを持ち、主体性を高く持つ。
②「ありがとう」つながりや感謝、利他性や思い遣りを持つ。
③「なんとかなる」前向きで楽観的。チャレンジ精神があり、ポジティブ。
④「ありのまま」自分らしさを保つ。

ポジティブ心理学のマーティン•セリングマン

ウエルビーイングを語る時、欠かせない研究者の一人にペンシルバニア大学教授のマーティン•セリングマン氏の「PERMA理論」
P (Positive Emotion) ポジティブな感情
E (Engagement) 何かに没頭
R (Relation) 他者との関係
M (Meaning) 生きる意味
A (Accomplishment) 達成 達成のために努力する

経営とウエルビーイング

pp.113〜164.

地域・家庭とウエルビーイング

pp.165〜182.

ウエルビーイングの測定

pp.183〜219.

ウエルビーイングの未来

pp.220〜223.

日経ブックプラス 2022.04.19.

さらに学びたい方のために

『ウエルビーイングの設計論』
ラファエル•A•カルヴォ/ドリアン•ピーターズ 著
監訳:渡邊淳司/ドミニク•チェン デザイン
BNN (2017.01.24)
 『人口減少社会のデザイン』
広井良典 著
東洋経済新報社 (2019.10.03)

 【慶應義塾大学大学院公式サイト】

【ヒューマンシステムデザイン研究室】

2022.04.22. 初稿

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