【俳句】『木苺』 3 塚田淳彦 2023年3月11日 09:51 鐘霞多摩丘陵に沁みていく春の川えびは揺るがず泥つかむ若芝にボール転がり小雨降る春時雨ここにも一人囁いてる木苺を含めばはるか山路暮れ朝焼けの光とともに植木市大樹あり日陰ずらして苗木植峠まで街灯ひとつ春の月夜桜や夜明け前での花吹雪仰ぐ木の芽にうつる白天守閣車窓には霞ばかりのラッシュアワー五加茶の潜む香のお茶となる夜露に汲まれる月のつややかさ #自由律俳句 #俳句 #詩 #短歌 #一行詩 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #自由律俳句 32,024件 #詩 #短歌 #俳句 #自由律俳句 #一行詩 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート