【俳句】『500円也』

林檎の木500円也春の市

桜草迎えてくれる庭園に

茅葺や斑雪模様の里景色

山吹の主が一人茶を淹れる

紅梅や寒き空気に一人いる

沈丁の脇を通って卒業す

玄関は赤き枸杞なり月の夜

肌煙る浦佐の堂押1200年

鉢物の素焼き無くなり植木市

雁帰る道に鮮やか空ができ

#自由律俳句 #俳句 #詩 #短歌 #一行詩

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