【自由律俳句】『佐保姫』

佐保姫が立寄りて春
風暮れる
朧月夜
風車は虹作り
ふらここに一人乗る女

海辺に低く合歓の花
ボートに一人乗る男
薄々、新宿は煙り
初夏にエクスプレス走る
翻る8月は夢の後

金色の星のした凪おわる

#自由律俳句 #俳句   #詩   #短歌 #一行詩

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集