初めて小説を書き終えて
今回私は小説を書くということにチャレンジしてみた。
いつか書いてみたいなぁとは思っていたものの、私自身あまり小説を読まないので、書き方がわからない。
こんな子がいてこんなことがあって、こうなって…などと構想を練ってみても、どこか何かで見たような読んだような感じになってしまう。
それでも「小説を書く」と、ある方に私は宣言してしまったので、やり遂げなきゃという思いもあった。
いつも何かにつけ、私は言い訳ばかりしてきた。
「〇〇があるから」
「ダンナに反対されたから」
「どうせムリだから」
「私には出来ないから」
映画『カンフーパンダ』の中で、シーフー老子に辛い修行でもなぜ逃げ出さなかったのかを聞かれて、ポーは、「逃げ出したかった。辛かった。けど、以前の何者でもない自分はもっと辛かった。何者でもない自分に戻るのはもっと嫌なんだ」と言うようなことを言っていた。
それだ。
書かないままは、何者でもないままの自分だ。
書いてズゴイ人になりたいんじゃない。
書かない理由、言い訳ばかりする自分に戻りたくない。
そう思った。
思ったけど、私の書こうとするものは、長い‼️
自分が書いてるんだから、自分のさじ加減じゃんねー。
けど、ここにこれがあって、こうなって、ってなると、ここは…って書いてしまって、収集がつかない…。
1話、2話、3話…と、分けて書けたらいいんだけど、自分の中でもどうなるのかきちんとわかってないから、難しい。
本当に計画性がない。
1週間分の献立を考えて食料を買うことも出来ないわけだ。
少し書いたままにしていた小説。
時々書いてはいたけど、ほとんど書かないまま。
お正月の長期連休には書くぞと思っていたけど、書かないままお正月休みは終わった。
締め切りは、2月なんだから、1月中には書くぞと思っていたのに、書かないまま。
そうしているうちに、締め切りの前の日になってしまった。
本当に、夏休み最後の日のようだった。
まぁ、冬休みも同じだけど…。
締め切り前の日、ダンナと息子が泊まりで出かけた。
これは、もう言い訳は出来ない。
私にはたっぷり時間があるんだから。
神様に書きなさいと言われているような…。
これでも時間がないと言い訳するのか?と試されているような…。
何はさておき、書くことが出来るんだから。
書くしかない。書くしかない。
…それでも誘惑がやってくる。
Netflix観ようかなぁ…。
TVer観ようかなぁ…。
noteにあのこと投稿しようかなぁ…。
note、読もうかなぁ…。
寝ちゃおうかなぁ…。
弱い自分が現れる。
誘惑だらけ。
少し書いては、もうこんなんじゃ終わらないよ〜‼️
あぁ、もう最初っからやり直して短いの書こうかなぁ…。
ここは矛盾してないか?
これおかしくない?
こんな長いの誰が読むの?
いや、これ面白いか?
もう、頭の中でめちゃくちゃ否定してくる。
否定するのは、世間や周りじゃないんだな。
自分なんだなと、改めて実感する。
日曜日、締め切り当日。
この日もまだまだ書かなければ終わらない。
いくつかのラストを思いつくが、どれももっともっと長くなってしまう。
ダメだ。
これじゃあ、今日中に終わらない…。
ダンナと息子が何時に帰って来るのかわからない。
帰って来る前に終わらせたい。
…んー、けどムリっぽい〜。
それでも朝からちょこちょこ書いていた。
先の方ばかり考えないで、今、書けること、書きたいことを書く、そこに集中する。
すると娘からLINE。
少し休憩。
娘の何回かLINEのやり取りをしていた。
そしたら、息子からもLINE。
誰かの写メを送ってきた。
アップにしてもよくわからない…。
誰?と聞くと「サンドウィッチマン」と。
え?
なんと、ロケで、息子たちがいる場所にサンドウィッチマンが来たんだという。
もっと近づいて撮ってよと言ったけど、もういなくなってしまったという。
息子は近づいたらテレビやスタッフの人に迷惑かと思ったらしく、あまり近づけなかったという。
それでも5、6mくらいの距離で見ることが出来たって。
羨ましい。
娘は、志村けんを見て、息子はサンドウィッチマンを見た。
あ、私は近くのスーパーで、なぜかダチョウ倶楽部のあの人に会ったことがある。
あの人。
肥後じゃなくて、上島じゃない人。
じゃない人…。
思い出せない…。
もう15.6年くらい前だ。
「何でいるの?」と、思わず声をかけてしまった私。
「こにょごにょで…」
「え?」
「こにょごにょごにょ…」
…結局何を言っていたのかわからないまま。
近くにいたおばさまが「写真撮らせて」と言って近づいてきたので、なぜか私も一緒に「やー」と言ってポーズを取り写真を撮った。
娘は小さかったので、よくわからないまま握手だけしてもらった。
後で「バカ殿に出てる人だよ。上島でも肥後でもない人」と教えた。
後から聞いたところ、プライベートで、カブトムシかクワガタを採りにこっちに来ていて、通り道のうちの近くのスーパーに寄ったらしい。
あれ?
初めて小説を書いたという話からかなりズレてしまった。
上島でもなく肥後でもない人の話になっちゃったよ…。
誰もこんな話聞いてないよー。
初めて小説を書いて、あんなに長いのにも関わらず、何人かの方が大切な時間を使って読んでくださり、本当に感謝しています。
感想もありがたく温かいお言葉をいただき、本当に嬉しいです。
私は幸せ者です。
幸せをありがとうございます😊
ちょっと何言ってるかわからないって言った人、誰ですか?
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