春は苦い味で体のめぐりを整える

春は、日差しが明るくなり、自然界全体のエネルギーも高まります。同時に、人の体の中のエネルギーも上向きに。やる気に満ちて、活動的な気分になります。

だけど、冬の間は新陳代謝も血液循環も滞りがち。体に溜まった老廃物も首から上へと上がってきてしまう。

皮膚のかゆみやニキビ、吹き出物。イライラやのぼせ、ほてり、めまいなどの症状は、体内の余分な熱が上がってくるから。

辛い味は熱症状が悪化するのでNG。苦い味で熱を冷まし、老廃物の排出を促します。

せりやふきのとう、たらの芽、菜の花など春の旬のものは苦味のものが多いです。

冬眠から覚めた熊も一番先にふきのとうを食べるそう。まずは老廃物を出して、新陳代謝を高めて活動するのです。

私たちも冬に溜め込んだものを出して、体をシャキッと目覚めさせましょう。

おすすめ食材

デトックスして代謝を高め、気血水のめぐりをスムーズに。

菜の花、たけのこ、わかめ、もやし

🔸菜の花とわかめと鶏肉炒め

味つけはお好みで。醤油、砂糖、生姜各小さじ1ていどの軽い味つけにすれば、卵焼きや混ぜ寿司、スープなどにアレンジしやすいです。

一度食べたらそれっきりにならないよう、毎日少しずつでも口にしようと、作り置いてアレンジをしています。(旦那が残りものは絶対に食べないので、騙すためのアレンジ)

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