まるい心で青春時代
漫才コンビアキナの山名さんの推し本。くどうれいんさんのエッセイを読んでみた。
山名さんは「文章がまるい」とおっしゃっていた。
文章よりもれいんさん自身のきもちがまるいんじゃないのと読んでて感じる。
人をながめる目線が、素直でやわらかであたたか。
れいんワールドに身をゆだねて読んでいると、心がほどけて尖った心もまるくなる。トゲだらけだからね。
私ももっと素直だったら、もっと違う人生だったんだろうな。ひねくれていたからね。
とにかく気持ちよくなる。セラピーエッセイ。
れいんさんは10代のころは7つのブログサービスで日記を書かれていて、「書くことを増やすために高校へ行き、ゆっくり日記を書くために帰宅した」と書くことしか頭になく、書いて書きまくっていた青春時代だったよう。
私も本が好きで書くのも好きだったけれど、それは自分の闇の部分だとひた隠しにしていた。みんなと騒いでお茶して青春の日向がわで謳歌していた。
そこで書くことを堂々と日向に出していれば、今ごろ吉本ばななになっていたのかもしれない?ん?なんだそれ?
いつも手帳とペンをかばんに入れて。心にとまるものを書きとめながら。れいんさんは日記を書いていた。成績がどんどん落ちて下から10番以内になっても。
10代のころにブログがあれば、私も書きまくっていたのかな。当時没頭したものは何もない。友達とあそぶのが一番だったなぁ。
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