句具句会立春に参加しました
句具さんの句会に参加しました。
112名の223句の作品が集まり、全員で選評した結果が出ました。
俳句は3ヶ月くらい作ってません。
なので今回はパスしようと思ってましたが、
締め切り前日に、以前詠んだ俳句を推敲して提出しました。
去年作ったのは(ふらここ=ブランコのこと春の季語)
「ふらここの手の匂い嗅ぐ帰り道」これを変身。
指先のふらここにほふ帰り道
最初に作った句は詰め込み、説明しすぎです。
鉄の匂いとか、錆の匂いとか言わなくても
「指先のふらここ」で伝わるはず。
「手」より「指先」とピンポイントに。
「ふらここ」も最初は上五に置いてたけど、投句時に打ち間違えて「あ、この方がいい!」となりました。
ふらここの指先にほふ→指先のふらここにほふ
結果、たくさんの方に選んでいただき高得点でした。
選評にも「鉄の錆びた匂いが浮かんだ」「ノスタルジック」と私が伝えたかったことが届いたようで嬉しくて泣きそうでした。
もう一句は、
窓の灯のぽぽぽとふえる春の宵
「街明かりぽぽぽとともり冬暮るる」
去年作った句の春バージョン。
季語がいまいちだなぁ、と違和感があったのですが。
窓の灯もぽぽぽ二人の春の宵
にすればよかったかなぁ、と思ったり。
予想外ですが、同じくらいの高得点をいただきました。
この2句にいただいた総得点数の順位は、112名中で5番目でした。
嬉しいです。自分の成長が大きな自信に繋がりました。
それよりもたくさんの素敵な俳句と出会えて、とても良い勉強になりました。諦めずに参加してよかった。
見よう見まねで俳句を作ってきましたが、
季語のことも知らないし、時間もかかってばかり。
1年間頑張って続けたから、もういいだろう。
今年は違うものにチャレンジしようと決めてました。
でも2月になってから、毎日の日課の空の写真に俳句を添えてをインスタに上げてます。
でも毎日俳句は無理だったので、
毎日俳句のタネを3つ見つけようを目標にしました。
3つは無理だったので1つにしましたが。
今の季節は、冬から春への嬉しい変化があちこちに溢れています。
春を見つけながら、少しずつ続けていきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございます、