なにもしない時間は大切
子どものころは「また、ボーっとしている」とよく怒られたけれど。最近の子どもたちはボーっとする時間はあるのでしょうか。
駅のホームに行くと、近くに大学があるので大勢の大学生が電車を待っている。しかし誰もがもれなく、うつむいてスマホ。
駅のホームで電車をぼんやり待つ。
なんて現代にはない光景なのかも。
隙間を埋めるためにスマホ。いやスマホがあるから隙間がなくなるのかな。
瞬時に情報にアクセスできて、いつでもどこでもエンタメ(ひまつぶし)が楽しめる。
そのうち「退屈」なんて言葉も概念も見当たらなくなるかもしれないね。
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忙しい日常のはざまになにもしないで30分を過ごしてみるのもいいと聞いたのでやってみた。(言われなくてもしょっ中やっているけれど)
ボーっと座っていて一番最初に思いうかんだのは「そういえばあの辺りの掃除を最近していなかったなぁ」
暇になったら思い出すものなのね。
他にも買い忘れていたものや最近連絡をとっていない友人のこと。今までとりこぼしていた小さなことに意識が向いていく。
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ヨガでも激しく動いたあとは、徐々にクールダウンして体をゆるめ、最後は10分ほどなにもしない。
ただ仰向けで手足を投げだし、口もぽかんとあけて目をつむる。(屍のポーズといいます)
頭の中のもろもろを手放すと、究極のリラックスが得られるのだそう。
なにもしない時間で脳疲労がとれてすっきりする。同時に全身もすっきり。
終わったらリフレッシュして、キレッキレで動けるようになる。ん?ほんとか?
「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と忙しく感じる前にもあえて「なにもしない」時間をとってみる。頭がシャキッとよみがえり集中できるようになる。
スマホは手放してボーっとしてみよう。
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