疲れた体をリセットするとき【半夏生】
7月2日から5日間は七十二候の「半夏生」
半夏とはからすびしゃくという植物の別名。
古くは田植えで疲れた体を労り、厳しい夏に備えるための期間とされていました。
働きもののお百姓さんたちが静かに養生できるように、各地に様々な言い伝えがあるそうですよ。畑に出ると妖怪が出るとか生水を飲むなとか。
半夏が生えるころは大雨が降りやすいとも言われているとおり、梅雨も本気を出してきました。
なので無理をせず、一旦立ち止まり、体も心も休ませる必要があるのは現代人も同じ。
6月の急な暑さや雨の多さで疲れた体に一息入れよう。来たるべき猛暑に備えてね。
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体は気血水のバランスを保って構成されています。
梅雨で水の代謝、巡りが悪くなると、同時に血も気の巡りも悪くなります。
普段なら気にしない他人の一言にイライラ、または鬱々していませんか。小さな悩みや心配ごとも積み重なると
ストレスとしてたまっていきます。
「ため息なんてつくもんじゃない」
とため息はよくないものとされているけれど、ストレスで浅くなった呼吸をリセットする体の自然な反応の一つ。
通常の呼吸に戻し自律神経のバランスも整えます。
大きなため息をついて、スッキリしたらリセット完了。
さぁ、元気よく夏に向かって再起動しましょう。
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