著…長谷川正人『日本ビール缶大全』
日本初の缶ビールが生まれた1958年から現代までの、缶ビールのデザインの変遷を振り返るムック本。
「昔はこのデザインだったよね!」と懐かしくなれますし、「キリンラガービールの麒麟って、昔はシルエットしか描かれていなかったのか!」「サントリーのペンギンって妙に可愛い〜」といった風に昔のデザインをかえって新鮮に感じることもあって、楽しく読めます。
昭和編・平成編に分かれていて、ロングセラーだけでなく、大阪万博や新幹線開通といったイベントとタイアップした限定品や、ご当地ビールも含めて幅広く掲載されており、バリエーション豊か。
写真を眺めているだけでもワクワクしてきます。
約60年ある缶ビールの歴史の中で、変わったところもあれば、変わらないところもあり、メーカーごとの「どこをアピールしたいのか」という戦略も伝わってきて興味深いです。
それにしても一番凄いのは著者の情熱!
周囲の人から「そんなにビールが好きなら、ビール会社に入ればよかったのに」と言われるほどビールが大好きな著者は、なんと約9,000もの缶を蒐集したのだとか。
きゅ、きゅきゅきゅ…きゅうせん…だと…!?
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