著…ジャクリーン・ウッドソン 訳…さくまゆみこ『あなたはそっとやってくる』
初恋の嬉しさ。
照れくささ。
そして、恋する二人の肌の色の違いがもたらす、周りの人々のざわめき。
それらが複雑に織り成す物語です。
あたたかいのに、哀しみも潜んでいて、グッときます。
※注意
以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。
肌が白い女の子・エリー。
肌が黒い男の子・マイア。
二人は出会ったばかりでしたが、
とエリーが思うシーンがあって、これを読んだわたしはドキッとしました。
素敵ですよね。
ごく自然に「ふれてみたい」と思える人と巡り会えたなんて。
まるで、魂と魂がとけ合うかのよう。
また、
とマイアが考える場面もあって、これにもドキッとさせられます。
恋する二人には、肌の色の違いなんて関係ない。
好きな人のそばにいたい。
願うのは、それだけ。
好きな人と過ごせるどの瞬間も、かけがえのない宝物。
〈こういう方におすすめ〉
切ないラブストーリーを読みたい方。
〈読書所要時間の目安〉
二時間くらい。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖