"ニワカ"なこと

こんにちは。店員です。ついに関東は梅雨入りしたそうで、じめじめした毎日が始まりそうです。
さて、Facebookの更新をどうしよう、どうしようと悩んでいたのですが、まずはいろいろ試行錯誤してみたら良いんじゃないかと思い、このコラムをしたためています。
今回はニワカなことについてちょっと考えを巡らせてみたいと思います。

私は「趣味はなんですか？」という質問が少し苦手です。本を読むこと、音楽を聞くこと、アニメを見ること、好きなことはあげればきりがない、だけど、どれもちょっとニワカな趣味だから。そうなんです。私は本屋さんなのに「本が好き！」って胸を張って言えないのです。
一方、店主はどうか。店主は「ディープな本好き」です。本人曰く「まだまだだよ～」とのことなのですが、本を買うときに初版だと喜び、とある本の版ごとの違いを嬉しそうに語る店主はかなりディープな本好きでしょう。
店主を近くで見ているからこそ
「むむむ…あれを趣味の基準にするなら…わたしは趣味とは言えないかなあ…？本好きとは言いにくい」
とも思うんだと思います。他の趣味も同様です。

そんな私が「徒歩5分」を初めて思うこと。それは別に好きっていうのにレベルは関係ないんだなあということです。もちろんディープな人には叶わないですが(笑)、好きだなあと思う瞬間があるなら、ニワカな人だって「好きです」「趣味です」って言っちゃっていいんだなと思います。

あと、これってニワカあるあるだと思うんですけど、なんとなく、気になる個人経営のお店とか見つけても「店員さんに話しかけられても、コアなこと話せないからちょっとビビっていけない」ってことあると思うんです。
でも、そういうお店の方って、うちもそうなんですけど、少しでも好きな人が増えたらいいなあとか好きな人の居場所になれたらいいなあって思ってる方が多いんですよね。

だから、いま何かにニワカな人や気になるお店を見つけてるけど勇気がなくて行けてない人はちょっと一歩踏み出して「好き」「好きだから来てみました」って言ってみてください。

好きな事にまつわる新しい出会いに恵まれて、脱ニワカも思わずしちゃうかもです。
私はニワカのくせにはじめた「徒歩5分」のおかげで、たくさんの本や人との出会いがあって本がずっと好きになりました。

それでもやっぱり勇気が出ないよ〜まだまだニワカだよ〜って方はよかったらまずはうちのお店に寄ってってください。ネットなおかげでゆっくり見ていけますから。

https://5hundakearukou.wixsite.com/toho5hun

あなたのニワカは恥ずかしくないよというお話でした。

店員

P.S.画像はうちの本棚。ちょっとニワカっぽいでしょ？