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2月に読んだ本
こんにちは。
2月は14冊読了でした。
贖罪/湊かなえ
晴れの日散歩/角田光代
Red/島本理央
東京あたふた族/益田ミリ
あなたの愛人の名前は/島本理央
自転しながら公転する/山本文緒
夜はおしまい/島本理央
のほほん絵日記/さくらももこ
しろがねの葉/千早茜
月曜日の抹茶カフェ/青山美智子
沢村さん家のこんな毎日-久しぶりの旅行と日々ごはん篇
すべての始まり/吉本ばなな
「ぴえん」という病/佐々木チワワ
ミウラさんの友達/益田ミリ
自分的にはバランスよく、軽いものから重いものまでよく読んだな~、と。
人間模様のぞくぞくするものや、ほっこりするもの好きです。
チョコとポテチを交互に食べるように、小説もそういう傾向がありますww
マイベスト3
1.自転しながら公転する
別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ。
この物語では、夢があるけど出来ない、叶わない、ではなくて
不安で仕方ないけど、何が不安なのかよく分からない。結婚したいのか子供が欲しいのか、幸せとは…みたいに迷走していたりと、不安である部分が多かった。
実際生きているとそんな事が本当に多い。夢を叶える人はもちろん、叶わなくてもはっきりした夢がある人を素敵だとも思う。漠然とした不安を抱えてるのは、自分だけじゃないんだと思えたし、なにより主人公の悩みがリアルで、心情の機微が自分事のように感じられました。
2.しろがねの葉
銀がなくなっても、光る何かを人は探すと思います。それで毒を蓄えても。輝きがなくては人は生きていけない。無為なことなどないんです。
戦国時代、石見銀山での山で生まれ山で死んでいく。そこで拾われたウメの一生。大切な人、家族や子供を思って力を尽くしたいと願うこと、女性は力仕事では蔑まれたりすること、性の暴力にあってしまうこと、人への嫉妬や眺望、今も昔も、人間って案外変わらないのかもしれないな。
ウメの一生懸命な生きざまが、今も心に生きています。。
3.すべての始まり
あぁぁぁ吉本ばななさん、好きです・・・。ど正論で直球で、人生に正解なんてないことを前提としても、自分の悩んできた生き方はそれでよかった、健康に、周りを大事にしようといつも原点回帰させてくれる方。
お金だけが報酬じゃないってわからないってことは可哀想なことだよね
山ほど引用したいんだけれど(笑)この言葉にはハッとしました。
仕事だけに限らずだけれど、お金の高い安いだけが価値ではない。
私は仕事をすることで自分の居場所を得られ、役に立っていると感じられ、人とシャキシャキ話したり手を動かすのが好きだ・・・と思い出しました。
大きい夢がある人すごく素敵!と思うけど、私は無い方です。そういう人もいるんだとやっと認められるようになりました。(遅い?)でもどんなお仕事でも、人の役には立つと思うんです。出来ることを仕事にして、そしたら役にたてて、嬉しくて、また頑張れる、それでもいいんじゃないでしょうか。逃げと一言で片づければそれまでですが、一生って意外と短いから、お仕事も自分のペースで出来ればいいなと思います。
本は心と体のバロメーターになってます。あとは波(みんなあるよね?)
来月も、楽しい読書体験ができますように~☆
今日はぽかぽかお天気なのでおやつ買いがてら、ラジオを聴きながらお散歩に行きたいです。
ではまた😊