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失敗しない大粒ダイヤモンドの選び方

ブリリアントジュエリーで婚約指輪を販売しています。一般的に大粒ダイヤモンドといえば1カラットのダイヤモンドと思われそうですが、実際大粒ダイヤモンドというのは2カラット以上の事を指します。

ブリリアントジュエリーで1カラットの婚約指輪を扱っており、それに伴って2カラットやそれ以上のダイヤモンドを希望する方もいらっしゃるのでそういった事も含めて改めて説明しておきたいと思いました。

今回は失敗しない2カラット以上の大粒ダイヤモンド選びを書こうと思います。


予算を決める

一般的に2カラット以上の大粒ダイヤモンドは高価です。購入前に予算を確定し、それに基づいて選択肢を絞らないといけません。

大粒ダイヤモンドは相対的に数が少なく、国内での流通も多くはありません。希望通りの品質のダイヤモンドが見つからない場合が多く、予算もあってないような物ですが、それでもある程度の予算を決めない事にはダイヤモンド屋さんも探しようがありません。

ボクがいつも大粒ダイヤモンドを探す場合は、まず予算を話してから業者さんが探し始め、これくらいの品質ならある。といった具合に下記に挙げるような事を教えてくれます。

  • キズけはあるけれどカットが良くて輝きはある

  • カーボンが多く輝きがない色があまり良くないけれど、キズは少ない

  • カラーは良いけれど、曇っていて輝きは少ない

  • カットはあまり良くないけれど、全体的に照りがあって品質以上の輝きがある

  • カラーは悪いけれど、その他の品質がとても良い

などなど。あくまで一例ですが同じ価格帯でもこれだけ色々な選択肢があります。それで実際に手元に届くのが1つだけくらいが普通です。

輝きと品質を追求する

大粒ダイヤモンドはその壮麗な輝きと贅沢な存在感で注目を集めています。
大粒の2カラット以上のサイズを選ぶ際には、慎重な選び方が求められます。

特に希望通りの品質がすぐにある訳ではないので、その中でも失敗しない選び方が大事ですね。

4Cを考える

2カラット以上の大粒ダイヤモンドを選ぶ際に、ダイヤモンドの4C(カラット、クラリティ、カット、カラー)を考慮することは非常に重要です。以下は各要素がなぜ重要かを詳しく説明します。

  1. カラット(Carat):

    • 意味: カラットはダイヤモンドの重さを示します。1カラットは0.2グラムに相当します。

    • 重要性: カラット数が多いほど、ダイヤモンドは大きく見えますが、他の3つの要素とバランスをとる必要があります。重要なのは、大きさだけでなく、品質も兼ね備えていることです。

  2. クラリティ(Clarity):

    • 意味: クラリティはダイヤモンド内部のインクルージョン(内包物)やビジブルフロー(目に見える不純物やクラック)の程度を指します。

    • 重要性: クリーンで透明な状態のダイヤモンドが高いクラリティを持ちます。これにより、輝きが損なわれず、ダイヤモンドの美しさが引き立ちます。

  3. カット(Cut):

    • 意味: カットはダイヤモンドが光をどれだけ効果的に反射し、輝きを持つかを示します。

    • 重要性: 優れたカットは、ダイヤモンドが美しい輝きを放つことを保証します。不適切なカットは光の逸れを引き起こし、ダイヤモンドの魅力を損なう可能性があります。

  4. カラー(Color):

    • 意味: カラーはダイヤモンドの色合いを示します。無色透明が最も希少であり、グレーディングスケールが存在します。

    • 重要性: 良いカラーのダイヤモンドは、透明感があり、より輝きが強調されます。個々の好みにより微妙な色合いを選ぶこともできます。

これらの4Cは、ダイヤモンドの品質を客観的に評価する基準となります。

個人的にダイヤモンドはカットが1番だと思っていますし、実際に選ぶ際にもカット重視で購入するのですが、2カラット以上の大粒となるとなかなか難しいのが現実です。

理想的な2カラット以上の大粒ダイヤモンドを見付ける事は大事ですが、ダイヤモンドの4Cは互いに影響し合うため、慎重に選ぶ事が美しさを最大限に引き立てる秘訣になります。

全体的なバランスを見る

大粒ダイヤモンドの選定は、予算、品質、好みをバランスよく考慮することが重要です。

特に予算があっても希望通りの物を探し出すのは大変なので、妥協も必要になるかも知れません。

ただ、好みがありますし、お店の方のオススメに関しても考える事が大事ですね。特にお店の方は色々なダイヤモンドを見ている中でのオススメという事が多いです。

実際の見た目であったり、妥協する面もありますが、逆にメリットもあるのでそれを考慮し、バランスを考えて決める必要があります。

良い石はすぐに売れていきますし、売り手市場ではありますが、ボクのような小さなお店はその隙を縫うようにして良い石を探し出すのが仕事なのです。

色々な事を考えつつ、お店の方に話しておいて、良い石が出たら教えてもらう事がポイントですね(^^)

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