ポジティブにとらえるより大事なこと
自分のネガティブ思考を治したいと、ポジティブに考えるようにして失敗したり、うまくいかなかったことはありませんか?
本当に大事なことは”あるがままを捉えること”です。
実際に私もネガティブ思考から脱却したいと、何事もポジティブに考えればいいんだ、と思い実行してみましたがうまくいきませんでした。
機嫌が良ければポジティブに捉えることができましたが、機嫌が良くなかったり、嫌なことがあったときにはまったくポジティブに考えることができませんでした。そんななかで”あるがままに捉える”とはどういうことなのか学んだ動画を共有させていただきたいです。
ぜひ見てみてください。
要約
人間は世界を自身の主観を通して見ている。その主観を取り除きあるがままに世界を見る技術を主観2.0という。その技術を鍛えることによって、ストレスは減り、より疲れにくく、生きやすくなっていく。
印象に残ったところ
”自己中心性を捨てる”ことが治療の目的であり大事。
(理由)『THE GOOD LIFE』などの様々な本で知った、他者貢献の大切さ、それを同じように大事だと言っており、改めてその重要性を実感したからだ。
またそれと同時に、私が個人的に感じている、”他者や後世に自身の何かを残せたという実感によって、人生の幸福度が変わってくるのではないか”という考えを裏付けるように感じたからだ。
実際に私の祖母はボランティア活動や本を出したり、地域の人たちとの交流、ピアノの先生をすることで、自身の生きた証を多く後世に残している。いまでも100歳近くの年齢であるにも関わらずすごく元気で充実した生活を送っている。それは他者に貢献することで、自身の生きていた証を多く残せているからではないかと考えている。
学んだこと
あるがままを捉えることは苦痛を伴う。
実際に、自身の病気を受け入れるのも、自分の回避癖や弱いところに向き合うことはすごく苦痛と勇気が必要だと感じている。
でもそれを乗り越え、受け入れることで治療がスタートし、今こうやって自分自身で勉強をしたり、ブログを通した言語化やアウトプットの練習をしている。
今でも苦痛に感じることはある。でもそれを乗り越えて知識や技術を身に着けたとき、苦痛を上回る自信を実感できるのではないかと、今までの経験を通して学んだ。
感想
物事に対してあるがままに捉えることは大事だが、同じように物事に伴って生じた自身の感情もまた、あるがままに捉える必要があると思う。
”いま、自分は怒っているな” ”いま、自分は不安に思っているな”と感情をあるがままに捉える。そしてその感情を”なぜ怒っているんだろうか” ”なにに不安を感じているんだろうか”と主観に惑わされずに客観的に思考する。
この工程を繰り返すことで、主観2.0はさらにバージョンアップしていき、自分自身を俯瞰して捉えることができるようになっていき、よりストレスなく、生きやすくなっていくのではいかと思う。
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