
あなたも依存症…ですよね?「スマホ中毒」を考える厳選5冊を紹介
podcast番組ほんのれんラジオにて、「スマホ中毒」を考えるシリーズの配信が始まりました! ほんのれんラジオは、テーマごとに厳選した本を紹介していくゆるトーク番組です。vol.17のテーマは「スマホ中毒?」
1日6時間、年間101日、人生のうち17年もスマホに費やす私たち。スマホは人間を拡張させる道具?それとも……
シリーズ1本目は、依存と中毒の違いから、人類1万3000年の依存症の歴史を紐解きます。どうやらネアンデルタール人も、依存症を引き起こす遺伝子をもっていたらしい。
▼エピソード目次
・「中毒」と「依存」はどう違う?
・addictionの語源は「奴隷」
・「ネット依存症判断テスト」やってみよう!
・スマホで見ちゃうのは何? YouTube?ゲーム?メルカリ?
・一気にわかる依存症の歴史
1万3000年前にも依存症患者がいた!?
粘土板にアヘン調合法を刻んだサマリア人
フロイトはなぜコカイン依存症になったのか?
コカ・コーラは南北戦争が生んだ!?

(イラスト:須山奈津希さん、デザイン:MIDORISさん)
▼登場した本
『僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた』
アダム・オルター(著)上原 裕美子(翻訳) ダイヤモンド社 2019
『スマホ脳』
アンデシュ・ハンセン/著 、久山葉子/訳 ※タイトルのみ
『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』
ニコラス・G・カー 著,篠儀直子 訳、青土社 ※タイトルのみ
『スティーブ・ジョブズ(6)』
ヤマザキマリ著、ウォルター・アイザックソン原作、講談社(KCデラックス)
『失われゆく我々の内なる地図 空間認知の隠れた役割』
マイケル・ボンド 著、竹内和世 訳
『フォークの歯はなぜ四本になったか 実用品の進化論』
ヘンリー・ペトロスキー 著、忠平美幸 訳、平凡社
参考:松岡正剛千夜千冊1186夜 『本棚の歴史』ヘンリー・ペトロスキー
『メディアはマッサージである 影響の目録』
マーシャル・マクルーハン 著クエンティン・フィオーレ 著 門林岳史 訳
▼ほんのれん今月の旬感本

『スマホを捨てたい子どもたち: 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』
山極 寿一(著) ポプラ社 2020『ATTENTION SPAN(アテンション・スパン)
デジタル時代の「集中力」の科学』
グロリア・マーク(著) 依田卓巳(翻訳)
日経BP 日本経済新聞出版 2024『僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた』
アダム・オルター(著)上原 裕美子(翻訳) ダイヤモンド社 2019『習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか』
ラッセル・A・ポルドラック(原著)神谷之康(監修)児島修(翻訳)
みすず書房 2023『人類を変えた7つの発明史
火からAIまで技術革新と歩んだホモ・サピエンスの20万年』
Rootport(著) KADOKAWA 2024
▼ほんのれんとは
ほんのれんは「問い」と「本」と「対話」の力で思考を触発し、場に創発を促すコミュニケーション・ハブ装置です。丸善雄松堂と編集工学研究所の共同事業です。
▼ほんのれん編集部
ほんのれんラジオは、「ほんのれん編集部」(編集工学研究所)のメンバーがお送りします。

いいなと思ったら応援しよう!
