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数十年かけて一度だけ咲く花──アオノリュウゼツラン咲く日比谷公園へ

「センチュリープラント」の別名を持ち、“一世紀に一度しか咲かない花”とも言われるリュウゼツラン。7月11日に日比谷公園で開花が観測されて以来、連日多くの人がこの“幻の花”を観に、日比谷公園を訪れています。

今日は、開花から一週間余りを過ぎたアオノリュウゼツランの現在の姿をお届けします。

東京都公園協会の調べによると、その高さは7.7メートル
上のほうはまだ開花していない

リュウゼツランは数十年かけて一度だけ花を咲かせたあとは、枯れてしまうそうです。日比谷公園では、2019年にも別の株のリュウゼツランが咲き話題となりましたが、いまはその子孫が同じ場所に植えられているとのこと。

日比谷公園は1903年に誕生した日本最初の洋式公園で、100年先を見据えて明治神宮の森をつくった本多静六によって設計されました。日頃から都会のオアシスとして多くの人が憩う日比谷公園、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

文・写真=飯尾佳央
撮影日=2024年7月19日

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