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「ひととき」の特集紹介

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旅の月刊誌「ひととき」の特集の一部をお読みいただけます。
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2020年11月の記事一覧

私の愛する瀬戸内―勝丸恭子さん(お天気キャスター)

勝丸(かつまる)恭子さんは、広島生まれ、広島育ちの気象予報士。NHK広島放送局で気象情報を伝えて10年以上になる地元のお茶の間でおなじみのキャスターです。クルージング出発前、瀬戸内グルメを楽しみながら、この地域の気象の特徴や土地の魅力について教えてもらいました。(ひととき2020年12月号特集「瀬戸内Dramatic――海、空、島、船…」より) 多様な地形が天気に影響 広島で気象情報を伝えるようになって11年目になりますが、瀬戸内の気象予報は簡単ではありません。それは、天気

日本の空は世界のどこよりも面白い! ―“空の探検家”武田康男さん

気象予報士の資格を持ち、40年以上にわたって大気現象を撮影し続けてきた武田さんに、幼い頃からずっと空に惹かれ続けてきた理由や瀬戸内の旅をより楽しむためのヒントを教えてもらいます。(ひととき2020年12月号特集「瀬戸内Dramatic――海、空、島、船…」より) 武田康男(たけだ やすお) 1960年、東京都生まれ。東北大学理学部卒業後、高校教師を経て、第50次南極地域観測越冬隊員として南極観測業務に従事。現在、大学の非常勤講師を務めるかたわら、出版、講演やメディアへの映像

【庭の京都】紅葉の余韻 綿矢りさ(作家)

ひととき11月号の特集「古都もみじ 仏像の奈良、庭の京都」より、作家の綿矢りささんにお寄せいただいた京都の紅葉にまつわるエッセイを転載します。本誌では、思わず息をのむような臨場感ある美しい紅葉のグラビアが満載です。ぜひ、この機会にお求めください。  毎年、秋になると京都のタクシー運転手さんと、ある会話をよく交わす。 「今年は、いつぐらいから紅葉しますかね」 「11月26日くらいが見ごろのピークちゃいますか。○○なんかはもう紅葉始まっとったから、月末まで保(も)たんかもし