未来へわたす石川の酒──「ひととき」2025年3月号特集のご紹介
2024年、ユネスコの無形文化遺産に登録された日本の伝統的酒造り。日本全国で醸される酒は、風土や暮らしと結びつき、独自の味わいを受け継ぎ、また進化させてきました。日本四大杜氏に数えられる能登杜氏を擁する、美酒の宝庫・石川県。酒造りに適した寒冷な気候と、霊峰白山をはじめとする山々からの豊かな水の恵みがあり、磨き上げられた杜氏の技術と、蔵人の情熱がそそがれた酒は国内外から愛されています。
能登半島地震から約1年――。県内外の酒蔵が手を取り合い、つながれた石川の酒造り。石川県各地の