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メモ. 幸福である環境.

また一周回って, 幸福について考えてる. 論文のメモと, 思考要素を重ねる. 

日本語用.

“年齢を重ねて人生を振り返った時に、良い人生だったと思えるためには、若者自身の興味や好奇心をはぐくむための周囲の助けや教育環境が大切であることが示唆されます。今後は、どのような教育施策が若者一人一人の興味・好奇心を支えるために有効なのか、長期追跡研究から明らかにしていく必要があります。”

セルフコントロールの強さは経済的な成功を左右するが, 人生満足度とは関係しない. 人生満足度は自分をコントロールできるかどうかよりも何のために自分をコントロールするかという「動機」によって左右されると考えられる.

自制心(セルフコントロール)や自己統制に焦点を当てるのみにならず,長期的な幸福を視野に入れて考えるには内在的なもの即ち, 内側から溢れるエネルギーに目を向ける必要があるのでは.

ウェルビーイングの側面の一つであると考えられる人生満足度. 主観的な, 受信インターフェースによる反応. しかし, 環境や社会システムによって大いに左右されるとも取れる.

動機, 意味づけを陶芸するための苗床がキーのような気がする. システムや制度には限界があるが. それでも....

苗床を整えるだけの資産があるのか, 制度があるのかあるいは救済や育成支援が周りにあるのかどうかも付け加えておきたい.

一億総貧困社会へまっしぐらなデフレ経済状況化で, “趣味や趣向” へ全くお金を使うことができないような若年層で溢れかえる我が国では, 少なくとも幸福を目指す苗床は酷いものだろう.


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