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不要なコスメをひとり親世帯に寄付する取り組み

いま色んな業界が自社製品のリサイクルなどに力を入れている(と思う)のですが、化粧品に関しては私自身が興味がなかったことから無頓着でした。
が、偶然さきほどこのニュースを知り、すごいと思ったのでシェア。

世の中には「クリスマス限定コスメ」とか「〇〇限定コスメ」とか言うものが溢れていますよね。あれって、中身は水に溶けにくかったりオイル状だったり捨てるのに悩む素材も多い。かといって気に入らないモノは使いたくないから死蔵しがち。

そもそも「限定ホニャララ」商品を作りすぎてる今の日本のシステムにも疑問がありますが、それはさておき、余剰在庫を「廃棄」するのではなく、「買えない人に循環させる」という取り組みは良いですね…。
(もちろん、生活苦にあえぎ「化粧品も買えない」ような人を失くすよう国に働き掛けるのが最善だと思いますが)

冒頭の記事を少し引用させていただくと、

実は出荷された化粧品、コスメの2割ほどは品質に問題はないのに廃棄されているそうなんです。というのも、コスメは新商品や季節物の登場が多く頻繁に商品の入れ替えがあるのですが、その一方で、リサイクルするのが非常に難しい商材のため、使用期限はまだまだあるのに売り場から下げられた“行き場のないコスメ”がどうしても出てしまう

支援を受けている人のほとんどが生活していくことで精一杯で自分に使うお金も時間もないという現状があります。支援団体によりますと「就職先を探す際、選択肢に接客業が多く身なりを整えなければならないが、化粧品がなくて困った」(中略)といった声をたくさん聞く。スキンケアのほかメイク用品やヘアケアと積み重なると金額も大きくなるので、経済的な支援につながるほか気持ちの面でも支えていく活動になっています

確かに…!
私は化粧したくなくて個人で仕事してる感さえある人間なのですが(笑)接客業志望の方に化粧品の負担は重くのしかかりますもんね…!

しかもこの化粧品、各家庭でも処理に困るものじゃないですか??

香水に至っては「せっかく頂いたけど、匂いが嫌!」という理由で着けないこともあるでしょう。そして、捨てるにしても手間暇がかかる…。

マシンガンズの滝沢さん(ごみ捨て芸人)が「香水はタオルやティッシュに沁み込ませて瓶と別に捨てましょうね、タオルはベランダで乾かせば可燃ごみで捨てられますよ」とツイートしたところ、

「香水の中にはアルコール度数も高いものがあり、オーデコロンなどを迂闊に外で揮発させると条件によっては発火するそうです」との指摘があったり。

「香水をベランダで乾かすなんてやめて!化学物質過敏症の人間には辛い!」との指摘があったり。

とにもかくにも大変なもの。
それを寄付だったり回収してくれると本当にありがたいですね。
(重ね重ね、そういうものを「安易に買う」「適当にプレゼントとして人に贈る」などの行為を慎むべきかとは思っています…)

香水は「残量8割あれば寄付できる」としているNPO団体もあるようです。
捨てるのに頭を悩ませる前に、少し検索などしてみるといいかもしれませんね。


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