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言葉に半角スペースを。人生に余白を。だから お弁当が 温められた

考えていることがある。
でも うまく言葉にならない。

何かを伝えようとするとき、
言葉を並べればいいわけじゃない。

だから ちょっとだけ
間をあけてみる。

そうすると、
そこに 「余白 」 が生まれる。

……と カッコつけてみたけど、
実際は ただ 考えすぎて止まるだけだったりする。

余白ゼロで 迷子になることもある

たとえば コンビニ。

店員さん  「お弁当 温めますか?」

僕  「あ、大丈夫です」

——3秒の沈黙——

(ん? どっちの意味??)

(温めるのが大丈夫? 温めなくて大丈夫??)

何も言い直せず……

無言で温められる弁当。

(あっっっっ… 違った……)

たとえば 会議。

「よりまる君 この件どう思う?」

(え?まさか このタイミングで⁉️)

前の人の言ったことが 良かったので
このまま終わると 安心していた…

とりあえず、
前の人が言ったことを 言い換えてみる。

「そうですね…
前の人の意見が 素晴らしいと思います。
ただ 別の視点で 考えると……」

(どの視点????)

結局 前の人と同じところに着地。

でも みんな頷いてくれる。

(考える 余白がなかったけど…
乗り切った…! たぶん……)



たとえば、上司のLINE。

上司  「明日14時 打ち合わせできますか?」

(返信 何が正解??)

「わかりました。」
→毎回、返信これだけど
わかってるって伝わってるかな…?

「了解しました!」
→ 失礼だ、とネットに書いてあったな…

「承知しました。」
→ メールのようなやり取りで 固いかな…

「かしこまりました!」
→ んー、どこかの店員さん?

悩むこと10分。

早く 返信しないと失礼と思い
結局——

「わかりました。」

(最初に思いついたやつーーー!!!)



余白がないと、思考が浅くなる

動画や音声配信、セミナーなど…
一瞬で情報が流れていく。

次から次へと 言葉が押し寄せる。

「あー なるほど!」
「へぇー そうなんだ!」

でも……
なんか すぐ忘れる。

(あれ?  何がなるほどだったっけ?)

一方で noteみたいな文字媒体は、
自分のペースで読める。

立ち止まって
自分に深く染み込ませることができる。

「……あ、これ こういうことか」

余白があるから、
考えが自分の中に残る。

そして、この「半角スペース」が
その余白を さらに大きいものにしてくれる。

で、これは なんのはなしですか?

それは 読んだ人が決めること。

あなたが 感じたものが、
あなたにとっての 答え。

だから、これは なんのはなしでもないし
なんのはなしにも なる。

ちなみに この記事も
書いてる途中で 3回止まった。

余白って 大事。

そして 半角スペースは
人生に 余白をもたらす 隙間。

(終わり)


えむのマイトンさん の記事を読んで、
どうしても  「なんのはなしですか?」  と絡ませたくなりました。


クスッと笑えなかったら……ごめんなさい!
でも どうしてもやりたかったんです!

半角スペースは 本当に文章を 読みやすくする。
それが 伝わったら 嬉しいです。


今回は Nasekaさんの
「半角スペースの印象を語ろう」の
参加記事でした!

最後までお読みいただき ありがとうございました。


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