大学の第二外国語は要らない(外国語学部以外)〜顧客志向が足りなすぎ〜

日本の大学の七不思議の1つです。
どういうわけか、ほとんどの大学(大東亜帝国以上のレベル)で、
第二外国語が必修科目となっております。
私が通った大学では、1・2年生で必修です。
文系・理系関係なく必修でした。
青山学院と法政は1年生だけ必修だった気がします。

必修だったけれども、
習った内容を思い出せない人が殆どでしょう。
思い出せたとして、せいぜい中1前期で習うレベルですかね。
英語でいう、Helloとか、My name is ~とか。

私の大学は、2年間・週2コマの必修でした。
時間に直すと、90分×2コマ×30回×2年分=10,800分=180時間
中学校の英語の授業が1年間で、120時間ですからね。。。
英語で例えると、中2前期の内容までしか教わらないんですよ。
しかも、英語と違って、使う場面が滅多にありませんからね。

二外の授業は、ハッキリ言って無駄な時間です。
言語を極めたい人以外にとっては。
外国語学部の学生以外は二外は選択科目にするべきですよ。
学びたい人だけ勝手に学べばいいのです。

もはや、二外の授業は文学・言語研究者の失業対策のためにあるようなものです。
こうして、本来は必要が無い需要が生み出されるのです。

文学・言語研究者は供給過多とも言えます。
学会や大学側がポストを増やしたり、供給過多にならないような工夫が足りてないのかもしれません。

ただ、文学や言語研究では、食べていくことが難しい現実があります。
正直、ビジネスには結び付きづらいことは、誰でも分かります。
研究を志している方には酷なことを言いますが、
自分で選んだ道なのだから、食えなくても文句言うなという話です。
自己責任です。

大学業界以外の民間企業ですと、需要が無いと売上が落ちて、
解雇されるのは当たり前の話です。

必要の無い需要を無理やり生み出している企業もあります。
パチンコ業界など。
そういった企業も、利益を得るために一応努力はしていますから。

もはや、大学は学生にたかって、お金と時間をむしり取るハイエナです。
教育という耳障りの良い言葉を盾にしたヤクザと言ってもおかしくありません。




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