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【モヤモヤ整理ガイド】本音を言葉にするのが怖い

こんにちは!貴大です。

日記・ジャーナリングを継続的に書くサポートを通して、本心に素直になって生きられる人を増やす
という目標に向かって、日々活動をしています。

11月から、「モヤモヤ整理ガイド」という企画を開始しました!モニターという形でお客様になってくれる人を募り、1時間の対談を通してモヤモヤを整理するお手伝いをします。

モヤモヤを整理する方法はジャーナリングです。ジャーナリングとは「紙に自分の思考・感情を書き出して整理する」ことです。数学の問題を紙に書きながら考えるように、悩みを紙に書き出して解消することをセッションの中で体験してもらいます。

今回は自己理解PG修了生コミュニティに所属しているmiiさんという方が、モヤモヤ整理ガイドを受けにきてくれました!miiさんは「ぬいどり」を通して人々に笑顔や癒しを与えたい、という夢を持っている方です!

「ぬいぐるみ」+「撮る」で「ぬいどり」です。ぬいぐるみを旅行に連れて行ったり、一緒におでかけしたり、お気に入りのぬいぐるみを様々なシーンで撮影して楽しむことを「ぬいどり」というそうです。

僕の家にもぬいぐるみのハシビロコウくんがいるので、ぬいどりやってみました。

ハシビロコウくんだよ

今日はmiiさんのジャーナリングガイドの様子を、書いていきたいと思います!




苦手なことは、しなくていい

miiさんは言語化が苦手らしく、人と話す時も言葉が出てこなくて口ごもってしまう、とのことでした。セッションでもかなり緊張されていたように見えました。

そこで僕はこんな質問をしました。

「言語化力を上げたいのは、会話が楽しくできるようになりたいから?会話の気まずさを無くしたいから?miiさんの思いとしてはどっちが大きいですか?」

miiさんは後者だと答えました。コンプレックスを埋めるために、無理に苦手な言語化を鍛えることはしなくていいですよ、と返しました。

言語化力は必須の能力だと思っている方も多いと思いますが、言語化力を向上させることに楽しさを感じる人が伸ばせば良くて、苦手な人がしんどい思いまでして鍛える必要はない、と僕は思います。

誰にでも得手不得手はあります。言語化が苦手な人は、言語化が得意な人の力を借りれば良いのです。逆に、言語化以外にも重要な特性ってたくさんあります。言語化以外の、自分の得意なことを発揮して貢献すればいいのです。

わざわざしんどい思いをする必要はないです。楽しいことやりましょう!


やりたいことを言うのが怖い

miiさんはぬいどりの活動をしていきたいと話してくれましたが、自己理解PGコミュニティのプロフィールにもぬいどりのことを書けていない状態でした。

「やりたいことが本当に合ってるのか?どうやって仕事にしたらいいのか?いい歳してぬいどりなんて、と思われないだろうか?って思うと怖くて言葉にできないんです」

やりたいことや本音を言葉にするの、めちゃめちゃ怖いんですよね。僕も痛いほどに分かります。僕も「日記・ジャーナリングを仕事にしていきたい」と心の奥底では思っていたものの、それを言葉にして認めてしまったら、もう後戻りできないんじゃないか、という恐怖がありました。

自己実現用のSNSアカウントを作成するのも怖くて、作成するかしないかだけで数日悩みまくってました。また、ジャーナリングの投稿をしたら友達に「うわ〜、貴大頭おかしくなったんじゃないのか?」と冷ややかな目で見られると思って、想像しただけで震え上がっていました。


正解なんてない

話をしていると、miiさんが「〇〇ですか?」「〇〇で合ってますか?」という発言を多くされていることに気がつきました。そこで僕は、

「人生において、誰かが正解を示してくれることはないんですよ。正解か間違いかなんてものはなくて、miiさん自身で決めていくものなんですよ」

と言いました。miiさんは「正しいことを言わなきゃ」「質問とズレたことを言っちゃダメ」という強迫観念が強くあり、それが原因で言葉が出てこなくなってしまっているようでした。

人生は、客観的な正解があるようで無いです。僕のジャーナリングの活動も、正解なのかどうか全然分かりません。では、何を頼りにすればいいのか。それは主観であり、価値観です。

「ジャーナリングを仕事にすることが正解なのかはわからない。でも、自分がやってて楽しくて、価値を感じているからやっているんだ

こういう気持ちが大事なんじゃないかな、と思います。


本音を言えるようになる最初の練習が、「ジャーナリング」

とはいえ、やりたいことを皆に宣言するのは怖いものです。怖いと思う行動は、怖いと思わなくなる行動まで分解して小さくするのがコツです。本音を言えるようになるためのファーストステップは「自分自身が本音を認める」ことだと思います。

怖くて人に言えないことは、自分自身にも言えていない(認めていない)ことがほとんどです。まずは自分自身に言葉を届けるところから、少しずつ恐怖を溶かしていきます。

ジャーナリングで紙に書いた言葉は、誰にも読まれることはありません。静かにジャーナリングをして、自分の本音と向き合うことが、まずは大事なんです。

セッションでは僕の投げかけた質問に対し、思ったことを素直に紙に書いてもらいました。少しずつ、自分の思っていることを言葉にする勇気が出てきたようでした。


セッション終了後の、miiさんの変化

セッション終了から数日後、自己理解PG修了生コミュニティのmiiさんのプロフィールが記入されていました。そこには

「ぬいぐるみを使った写真で人を笑顔にする」

と、確かに書かれていました。

また、今回のモヤモヤ整理ガイドの感想を、コミュニティブログ内で投稿されていました。プロフィールさえ書くのも怖くて、言語化も苦手とおっしゃっていたmiiさんが、1,000字以上の文章を公開するまでにいたったのです。

まずは本音を自分自身が受け入れる。これが最初にして最大の難関なのかもしれません。もし本音を受け入れることができれば、そこから先の行動は自然とできるのではないでしょうか。


今回の貴大の感想

今回は「まずは自分自身が本音を受け入れる」「人生に正解はない」など、かなり深い話になりました。まだ25年も生きていない若造が何を言っているんだ、となるかもしれません。

でも、これは今時点の自分が率直に感じていることであり、素直な思いです。miiさんにかけた言葉に恥じぬよう、僕も本音を受け入れて、正解のない人生を歩いていきたいと思います。


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