とにかく勢いしかない2024年末の散財 〜ギャッベ編〜
家の仕様が着々と決まっていき、家具やインテリアに意識がいきがちな今日この頃。
わたしたち夫婦には、いつか欲しいな〜と思ってるものがあった。
それは、ギャッベ。
イランの遊牧民が手織りで作るペルシャ絨毯の一種で、敷くだけでばつぐんに雰囲気が出るスグレモノだ。
もともとは遊牧民が砂漠の上に敷いていたもので、耐久性もばつぐん。
いわゆるペルシャ絨毯とは違って、あたたかみのある柄が多く、草木染めの淡い色合いと相まってさまざまなインテリアに合わせることができる。
デメリットとしてはその価格。大きいサイズだと数十万から、という高級品である。それに、上を見れば目ん玉が飛び出るような価格のものも…。(実際いちばん最初に出会ったギャッベは180万だった!
家を建てるにあたって、お金は出て行く一方で、ギャッベなんて買う余裕はまったくない。
でも、あるといいよね、ほしいよね…なんて妻と話していた。
でも、いま、わたしたちの手元にはギャッベがある。
座布団サイズが3枚……。
だけじゃない。
200×150サイズのでかいやつ……。
なぜだろう?
マジでこうなるとはひとつも思っていなかった。
なんたって、わたしはギャッベを買いに来たわけではない。
私は、妻の実家に帰省しにきた、はずだった。それが、どうしてこうなったのか。
たまたま寄り道した家具屋に、たまたま素敵なギャッベがあり、たまたまかなりお安くしてもらえるタイミングだった、という偶然の連続で、いまわたしたちの手元にはギャッベがある。
妻からその家具屋がギャッベに強いという話は聞いていた。
座布団サイズなら手が届くし、良いのがあったら買おうという話もしていた。
ただ、リビングにひくためのラグを買うつもりなんてひとつもなかったのに…。
ギャッベはすべてが一点もの。出会いがすべてだとはわかっていた。
しかし、ここで出会ってしまうとは!
妻の実家でギャッベを広げることはできないのでお披露目は新居完成後かな。
人生なにが起こるかほんとにわからない。だから楽しいんだろうな。
そんなことを思った2024年最後の日でした。
それでは、良いお年を!