ぼくは、きっと仮面うつ病だ。
調子がいい時には、明るく振る舞えるし
笑顔も自然に出る。
だけど、なにか人間相手のプレッシャーを
感じた瞬間、心臓がキューっと
狭心症や、心房細動などが
起きているかの様に苦しくなる。
病院では異常はないのだけれどね。
親父が心房細動があるから
ストレスや、自律神経の乱れで
心臓の悪い遺伝が
起きているのかもしれない。
今回はかなり改善したと思っていた。
活動休止中、プレッシャーは
ほとんどないからね。
でも、表舞台に立つと
不特定多数の誰かと
必ず絡むことになる。
それは安心するような人ばかりではない。
心にヒビが入る。
そう。
ぼくは、本当に希死念慮が出る。
そりゃー、死にたくないさ。
でも、ずっと胸がキューっと苦しいから
楽になりたいなんて考えてる。
色んな国で安楽死の
幇助が合法化始めている。
スイスなんかはディグニタスって組織。
外国人でも、日本人でも
認定を受け入れている。
日本人も安楽死の実例があるみたい。
でも
重度の障害や、重度の精神疾患などが
なければ認定は許可されないらしい。
登録に77万円。渡航費50万円。
150万あれば、お星様だ。
本当に苦しくて限界超えた人には
逃げ道はあってもいいと思うんだ。
でもね。
このディグニタス創立者の
ルドウィッグ・ミネリさん。
皮肉らしいんだけどさ
91歳なのよ。死なないの。
つまりさ。
いつでも死ねるからこそ
いつまでも生きていられる。って
逆説じゃない？
真理だと思うんだよね。
いじめも多いし、戦争は起きるし
税金も高いし、政治家は脱税するし
地震も起きるし、病気にもなるし。
本当に苦しい。
けどさ。
病老死苦がある中で
生きるとさ。
生きていてくれてありがとう。とか
その涙って、そこでしか
味わえないじゃない。この人生でしか。
ツラいけどさ。
おれも生きるからさ。
みんなも生きろよ。
親父に抗うつ剤
出してもらおうと思ってる。
うつ病は、考えでどうこうなるもんじゃ
ないって改めて思ったよ。
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