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本屋で購入に至ったのがアートブックだった→今の心理状態が見えた話

本で破産する覚悟はできていませんが、本が好きです。
こんにちは、永遠の図書委員ユルワです。

先週の金曜日はが発入っていたアポがリスケされたので、終日オフになりました。取材に出かけようかとも思ったのですが、そういう気分でもなく、電車に乗って大型書店へ赴くことにしました。

本のデパートで時間を気にせず、心の赴くままに本と向き合う時間は、本好きにとっては至福のひととき。この時間を切り取れば、世界幸福度ランキング第1位と同等の幸福レベルをマークできるはず。

1階の新刊書や書店員のオススメ本を見ていくのも楽しいですし、あえて普段なじみのない分野のコーナーで本を眺めるのも、知的好奇心がかき立てられて面白いものです。

本好きを謳っておきながら、冒頭のお決まりのごあいさつをしているとおり「本で破産する覚悟はできていない」ので、安易に本を買うことはありません。特にそれが仕事以外の目的の場合。

まずは本のタイトルをメモして、地元図書館で検索をかけて取り寄せることが多いのです。こう言ってしまうといささか無礼な表現ではありますが、大抵は借りて読めば事足りるのです。

例によって今回の書店訪問でも、スマホのメモ機能にタイトルを埋めていくだけだったのですが、アート関係の書架を眺めていて・・・出合ってしまいました!

アート関係で本当に心惹かれたら、持ち帰りたい。
家でゆっくりページをめくりたい―何度でも、何度でも

そんな欲望に駆られることはないでしょうか?

今回の私は正にそんな心理状態でして、しかも2冊も画集を購入してしまったのです。

ピックアップコーナーに飾られていた福田利之氏の画集を見たら、ノスタルジックで、北欧と東欧のおとぎ話を思わせる世界観に、購入を即決。

上のAmazonの画像はカバーのイラストなのですが、カバーを外すと、さらにその上の画像の表紙のイラスト。この表紙絵も決め手の1つで、寝室の棚に置いたらインテリアとしても使えると算段もあったのです。

そしてもう一冊は日本画。


明治大正期に活躍した日本画家とは思えない。現代でも色褪せない色彩そして構図のセンスを発揮し、日本以上に西洋で高い評価を得たというのも納得がいきます。

以前美術館で見たことがあって、その時に心をわしづかみにさにされたことを思い出した。表紙のボタンの桃色と隣の鳩の、ダークカラーのグラデーションとのコントラストにやられてしまったのですよ。

この2冊を自宅へお持ち帰り。レジへ向かうときに、ふと思ったことがあります。

普段おさえているのに、それでも買ってしまうほどの本というのは、その時自分が潜在意識レベルで渇望する要素が、何らかの形で反映されているのではあるまいかと。

アート本2冊も選んだ理由は何だろう?

仕事に関する知識とか、語学とか、小説やエッセイよりも、さらに感覚的な部分がインスピレーションを刺激を、どうやら私は深層心理レベルで求めているようです。


さて、やっと気温が下がり秋らしくなってきた。
読書の秋、芸術の秋、そしてもちろん食欲の秋を楽しもうではありませんか!

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