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神様との約束を反故したら1万円出費した話。

好きな物を断つかわりに、自分の反映を願う。
最近、芸人さん界隈で流行っている印象がある。

去年、私も挑戦していた。
ビール断ち。大好きなビールを1年間辞める事を神様に誓った。

本当は小野照崎神社に参拝に行くべき所を、近所の神社で済ませた。(言い方が失礼)
でも、お願いはお願いだ。

神様って本当に居ると思う。
スピってるわけじゃなくて、そういう体験をした事があるからだ。

小学生の頃、私は道路に飛び出そうとしていた。
突如、後ろから首元を何かに掴まれて後ろに引っ張られる感覚がした。今でもハッキリ生々しく覚えている。
私の足は、そこで止まった。
周りには誰も居なかった。
刹那、トラックが目の前を走り去っていった。

出来すぎた話、神社の目の前の道路だった。

私はそれ以来、見えない力や神様を信じるようになった。

そんな事があり、その近所の神社にビール断ちを祈願しに行った。

その年の夏、疲れきった私はコンビニでハイボールを購入した。筈だった。
帰宅し、缶をよく見るとビールと記載が。

嘘みたいにハイボール色した缶がそこにはあった。
葛藤の挙句、私は缶のプルタブに指を掛けた。
プシュ〜と気持ちいい音と共に、大量の泡が吹き出してきた。本当に大量だった。
慌ててティッシュを用意するが、手遅れ。
追加でトイレットペーパーを動員。
なんとか拭き切り…

血迷った私は、それを全てトイレに流した。

終わった。
詰まった。

スッポンを導入するも、意味がなく。
業者を呼ぶ羽目になったのだ。

お会計1万円。

これが、事件の真相である。

私が神様を信じる気持ちは更に強くなった。
スピってるなんて言われても構わない。

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