重なる空の色。『おひさまがしずみました』。子どもの絵をじっくり見て、考えたい。
皆様こんばんは!
子供との関わりを大切にしたい、ミドサー主婦honaです!
最近、年長の娘が、絵をよく描きます。
幼稚園でも、通っている美術教室でも、「ふじさん」「りんごのき」とか、おおきく自分の絵を描いている、と先生から伺いました。
きっと幼稚園や家で出会う物語が、彼女の絵を描く源になっているのかなと思っているのですが、
それをさらに強く感じさせる絵を、最近彼女が書いたんです。
それが、こちら。
思いあふれて、字も書いてしまっていますけど(^.^;
絵の下の部分は、草だそうで、娘の他の絵にも、たくさん見られます。
大地を表すのでしょう。
一方で上の部分は、だいたい空が書かれていることが多くて、今回もそう。
ただ、いつもと違うのが、色が重なっているところ。
おそらく最初に、水色で書いて、
その上から赤とか紫とかで書いて、
さらにその上から黒色で塗ってあります。
この順番から、予想できる方もいると思いますが、
彼女はこんな風に実際に声に出しながら絵を書いていました。
彼女は、空の色の移り変わりを、1つの画面上に表したんですね。
こんな絵を書いたのは、初めてだと思います。
空の色は、青いし、ピンクだし、黒にもなる。
その色の変化を、1日の時間の移り変わりと、結びつけることができているんだな、と感じました。
さらに絵の真ん中に、合わせて書かれている言葉。
少し誤字がありますが、こう書いてあります。
きっと、どこかで聞いた物語に、こんなフレーズがあったんでしょうね。
まさに、空の色の移り変わりと、おひさまが沈むことが彼女の中で結びついているということが、この言葉でよくわかります。
夕焼けは、あまり「沈む」という表現をしないけど、「夕日」のことが言いたいのかもしれませんね。
そして実は、この絵を書いている時、
まさに、家の窓の外には、少しずつ青からピンク色に変わる夕方の空が、あったんです。
我が家のリビングの窓は結構大きくて、西側に面しているので、天気のいい日の夕焼けは本当に綺麗です。
もしかしたら彼女の中に、その記憶がいつのまにか積み重なって、今回の絵の表現に繋がったのかもしれません。
こうやって子供の絵を一つずつ、ゆっくりじっくり見て考えると、子供のことがなんとなくわかってくるような気がして嬉しいものです。
これからも、この時間を忘れないようにしたいな。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona
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